「プロローグ」では、世界が震撼したのではないでしょうか。
羽生くんは、「羽生結弦1人」のアイスショーだけで、充分だということ。
ファンにとっても、「羽生結弦1人」のアイスショーだけで、充分だということ。
それが周知の事実になってしまったので。
…………
ちょっと妄想
すけれんは羽生くんがプロになったら、恩着せがましく「○○のアイスショーに出してやる」とか言って、出演を🆗したら北京オリンピックの順位に沿った位置に押し込む気だったのでは?
羽生くんが自分のアイスショーを主催する場合は、「U選手とK選手と●●選手を派遣してやる」と恩を売るつもりだったかも。
羽生くん1人でアイスショーをするなんて、思ってなかったんでしょうね。
…………
フィギュアスケートという競技の何が魅力なのだと思いますか?
ジャンプが好きなら、空中で回転する競技は他にもありますよね?
体操、トランポリン、飛び込み、スノーボード…
スピンが好きなら、1箇所で回転するものは他にもありますよね?
バレエとか…
音楽に合わせてということなら、たいていの舞踊はそうです。
では、何が?
そんなもん…
氷の上を滑っているところに決まっているやんかー
あのスピードで跳んで、回転して着氷するからジャンプは見応えがあるんです。
ドン!と、(ほぼ)垂直に降りてきて、とってつけたように流れてもなー
スッと着氷して美しく流れるから、フィギュアスケートのジャンプを見たいのであって…
真っ直ぐ降りてくるなら、内村航平さんみたいにピタッと止まるほうがカッコいいがな。
スピンは、ずっと回転し続けられるんですよね。
バレエの回転は確か、1回転ごとに軸足ではないほうで勢いをつけるんだったような気が。
それを連続するというのも凄いんですけどね。
スピンだと、フリーレッグを使わずに加速できますよね。
体勢も、キャメルやシット、パンケーキなどの多彩なポジションがありますし。
ただ、音楽に合わせてどのくらいの踊りや表現ができているか、エレメンツを音楽のタイミングで行っているかについては…
これまでたぶん、他の舞踊などを見慣れている方たちからしたら、「難しいエレメンツのたびに舞踊や表現を中断している」としか見えなかったのではないでしょうか。
だから、ねえ…
○ここから私の妄想的会話
「フィギュアスケートって、音楽無視してジャンプとかしてるから、見ていて入り込めないのよね」
「滑っているから難しいのはわかるけど、タイミングがズレるのは何とかならないのかしら」
「フィギュアスケートにはフィギュアスケートの見どころがあるのよ」
「…どこ?」
という感じで、何となくファンは肩身の狭い思いをしてきたのではないかと。
けど、ソチオリンピックからの8年間は…
「そりゃね、まだそこまでできない選手たちのほうが多いけど、競技のトップは違うから」
そう言えたのでは?
言うまでもなく、フィギュアスケートにおいて競技のトップはオリンピック金メダリストです。
それも、ずっと競技に出ている金メダリストです。
中国杯のアクシデントの直後も。
尿膜間遺残症の手術が必要なときも。
その手術から数ヶ月しか経ってなくても。
リスフラン靭帯損傷していても。
常に高みを目指して、より難しいことをもっと美しく実施するように研鑽して、音楽に傾倒して表現にこだわって。
だから、ねえ…
羽生くん1人で全部満たされるんです。
美しいジャンプ、美しいスピン、スケートの良さを感じさせてくれて、音楽の素晴らしさを見せてくれて。
羽生くんのスケートを見たらもう、「フィギュアスケートで見たいと思うこと」を全部網羅してるんです〜
…………
羽生くんがプロローグを八戸で終わらせるのか、わかりません。
でも、別のアイスショーであっても、羽生くん1人だけで構わないとご本人もファンも思っているのなら…
他のアイスショーは困るでしょうね。
まあ、FaO Iには出ると思いますけどね。
そうなると、(ほぼ唯一の、集客が見込める)FaO Iに他のどのスケーターさんが呼んでもらえるか?は、ひょっとしたら…
プロとしての収入面で分水嶺になるかも。
…………
あっっっ
羽生くんでも網羅してない「フィギュアスケートの見どころ」があったわー
ツイストリフトとか、スロージャンプとか。
NHKさん〜
NHK杯の見どころNo.1は、りくりゅうですよー‼️
あー、でも、変な持ち上げはせんでもええし。
木原くんは持ち上げるほうやから〜
あ、花織ちゃんも頑張ってね。
読んでくださってありがとうございました。