独り言です。


まあ、あれやな、世の中には自分のしたことは過大評価、よそ様のしたことは過小評価する人が多いやん?


そんな中で、よそ様がしてくれはったことをいつまでも忘れずに感謝と礼を尽くし、ご自身の功績がそれをどれだけ上回ろうとも謙虚な心持ちで生きてはる方がいらっしゃったら、学びたいしお手本にしたいて思うわなぁ。


あ、思わへんような人もいてる?


いやー、そんなんは、人やのうて人でなしなんとちゃうかー(^◇^;)


…………


受けたものの何倍のものを返そうとも、何十倍もの恩恵を与えようとも、何百倍もの効果をもたらそうとも、受けたものがなくなるわけやあらへん。


もう返したがな、て思うんやけどな。


でも、受けたものはゼロになるわけやないんや。


けど、たいていの人は、同じくらいのものを返したらもうええやろて考えるし。


何やったら、自分の功績を過大評価して、(まだ受けたぶんも返してへんのに)これだけのことをしたんやぞってふんぞりかえってたりするし。


そういうのを見ていると、どれだけ甘やかされてきたんやろ?て、思うんやわー


…………


羽生くん、なぁ…


めっちゃ申し訳ないとは思っているんやで?


私、たぶん、どうやっても返しようがないくらい、ようけの幸せを羽生くんのスケートからもらったんやわ。


これ、一生ぶんの幸せを見るだけでもろてしもたさけ、ほんまやったら一生ぶんのお返しせなあかんねん。


けど、一生を羽生くんへの恩返しだけで、時間もお金も使うわけに行かへんねん。


おまけに、羽生くんへの恩返しのつもりでも、羽生くんのスケートを見たら、また、幸せをもらうほうの立場になってしまうんや。


どないしよ?


…………


私が、見るだけで幸せになれるもんなんて、他にそんなにあるもんやないねん。


まあ、家族が元気で仲良くしてたら、それだけでも嬉しいんやけどな。


羽生くんのスケートを見る幸せていうのは、そういうものとちゃうねん。


夢に思い描いていた理想が現実になった、そう思ったんがファンになったシーズンのパリの散歩道やねん。


高難度ジャンプの美しいランディング、めっちゃ難しい入り方からの3A、生き生きとした表情、多彩なポジションのスピン。


何より、自信に満ちて、自分を見てくれと言っているような覇気。


ええわー


好きやわーラブ


羽生くんのプログラムはどれも独自の「惹きつけられるところ」があるけど、夢に思い描いていた理想…


「世界を相手にしても、物おじしない」

「自分の世界観に見る者を引き込む」

「勝つための方法を考えて、それを実行していく」

「エレメンツを美しく実施することを意識している」


こんな選手が日本から出てきてくれた、その喜びは今もなお輝きを増して幸せで満たしてくれてるので。


まして、


大好きなSEIMEI様とか、

これを見られただけでも生きていて良かったと思ったヘルシンキホプレガとか、

初見の全日本で腰を抜かしてしもたロンカプとか、

初めて生で見てその感動をどうすればいいのかわからないくらいだったレゾンとか、


…結局全部のプログラムを挙げたくなるがな。


どれも、見て良かった、嬉しかった、そやし…


羽生くん、

フィギュアスケートをしてくださって、

続けるのが困難なときもあったのに続けてくださって、

素晴らしいプログラムを見せてくださって、

ありがとうございます。


それで、やっぱり…


こんなにようけ幸せをもろてしもたら、よう返せへんのやわー


…………


今日はどの羽生くんを見ようかな?


あ、またっっっ


もらう幸せが増えるがな。


無限ループ〜


独り言におつきあいいただき、ありがとうございました。