アスリートのセカンドキャリアはどのように広がっているんでしょうね。
どんな道を選んで生きるにしても、それが本人の望みであり、かつ、世のため人のためになっているのなら、よろしいのですが。
何だかちょっと違うかも?と思うこともありませんか?
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フィギュアスケートなら、年齢的にわりと早く競技から引退する選手が多いと思います。
早ければ二十歳くらい、遅くても三十代。
成人してから競技者でいる年数が少ないので、セカンドキャリアについて考えておかないといけませんよね。
競技とは関係ないところに就職するとか、現役のときにサポートしてくれた企業で仕事をするというパターンもあると思います。
でも、フィギュアスケートに関連した仕事をするなら、プロスケーター、指導者、振り付け師、解説者、スケート連盟関係者、報道関係者くらいでしょうか。
TV出演を仕事にして、タレントになるという道もないわけじゃないのかも?
というのも、オリンピックなどで活躍した選手だと、インタビューやスポーツ特番などの出演依頼が舞い込むことがあるからなんです。
バラエティ番組の出演などでウケたら、その世界で生きていくという選択肢を考えてもおかしくないでしょう。
ただ、その場合、いつまでその状態が続くのか、その世界で生計を立てるのには何が必要なのか、きちんと考えていないといけないのかも。
織田さんはその点成功していると思いますが、それは自分に何を求められているかを把握しているとか、見る人を楽しませるための努力をしているからなんでしょうね。
私から見れば、人に与えてもらった仕事をするだけでは、長続きしないような気がします。
ただ、ここで、TVの仕事というのは、必ずしも視聴者のニーズに合っているとは限らない場合もある、という特殊な事情も見えますよね。
人気があるわけでも、そこにふさわしい個性の持ち主でもない、何故この人が出ているのだろう?と思うような出演者がいませんか?
話題性、人気、そういうものとは別のところで、視聴者が見たいと思っているわけでもない人がいつまでも出ていたりする…
あれは何なんでしょ。
願わくば、フィギュアスケートの選手たちには、セカンドキャリアでは「何らかのコネがあるから食いっぱぐれしない程度のお仕事をもらえる」というような、実力とも努力とも離れた生計の立て方はしないで欲しいものですね。
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羽生くんの場合だと、逆に、もうちょっとお金になるようなお仕事にしてもいいのにと思うようなセカンドキャリアになりそうな気がします。
そして、どの道を選ぼうとも、必ず成功するだろうなと思います。
それは、考える能力が並大抵じゃないからです。
あらゆる想定、ある条件下での計算、状況の分析、そういうことを自身でできるかどうか?という差は大きいでしょうね。
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オリンピックでメダルを獲得したらスターになれる、あとは左うちわ〜
などという甘い考えで、自分では何も考えずにチヤホヤされながらペラペラ喋っているだけでは、すぐに飽きられてしまいますから。
(誰のことだろう)
それで食いっぱぐれたのか?という出戻りの某先輩モゴモゴ(自粛)みたいになってしまわないように、将来のビジョンを明確に持つことも大事かも。
(誰のことやー???)
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羽生くんがプロスケーターになった場合、アイスショー三昧になるんならめっちゃ嬉しい😊
指導者になった場合、門下生を応援したりキスクラでの羽生くんをガン見したりという楽しみ方が。
振り付け師になった場合、「これを羽生くんが振り付けしてるところの映像はないの〜???」と探すはめになるかも。
TV出演なんてしたら…これ以上ファンが増えたらどないするねん…
羽生くんが望む未来を手に入れられますように。
読んでくださってありがとうございました。