あり得ないエピソード、世界選手権編です。


羽生くんって、世界選手権でSPの順位のまま終わったことがないんですよね。


出遅れても巻き返す、これはいいんです。


でも、ぶっちぎりのトップから失速したことも。ガーン


まさしく波瀾万丈。


…………


2012年、ニース世界選手権。7位→3位

2013年、ロンドン世界選手権。9位→4位

2014年、さいたま世界選手権。3位→1位

2015年、上海世界選手権。1位→2位

2016年、ボストン世界選手権。1位→2位

2017年、ヘルシンキ世界選手権。5位→1位

2019年、さいたま世界選手権。3位→2位

2021年、ストックホルム世界選手権。1位→3位


〜〜〜

これ、どう思いますか?


私の記憶によると、2014年さいたま世界選手権のとき、羽生くんがSP3位と出遅れて…


巻き返しなるか?というときに、実況が「男子はこれまでほとんど逆転がありませんでした」と。


それは単にその数年の傾向だったのか、強い選手がSPからぶっちぎりなのが恒例だったのか、6.0満点の時代ではなくなってからそうなったのかわからないんですけど。


いやー、見事なまでに、毎回のように逆転劇に関わってますね。


羽生くんは…(^◇^;)


…………


羽生結弦の名を世界のフィギュアスケートファンに知らしめたニース。


オリンピック金メダリストとしてシーズン三冠に挑んださいたま。


世界記録更新で大逆転優勝をしたヘルシンキ。


この3試合くらいでしょうか、後から何回でも見て楽しめるのは。


私はボストンは1度も録画映像を見てません。


思い返してみると、羽生くんがSPでトップにいたときは、いつでも何かしら「何故こんなことが大事な世界選手権で起きるんだ?💢」という、アクシデントがあったりするんですよね。


また、万全の体調で臨むことができた試合も、数えるほど…えーと…まさか…0じゃないよね…


ガーン


棄権してもおかしくないくらいのときが、えーと…いち、にい、さん…まさか…全部じゃなかったよね…


えーん


オリンピックにとって羽生くんが「申し子」なら。


世界選手権にとっては「風雲児」だったのかも。


羽生くんが出場すると、何かが起きる〜


…………


ちょっと別の話になりますが、北京オリンピックで羽生くんのファンが(またしても)激増したときに、私は不思議に思ったんですよね。


いやもう、ファンになるべき方たちは、平昌オリンピックまででファンになっているだろうと思っていたので。


そして、羽生くんご本人の「結局夢が叶えられなかった」「泥臭い」という言葉にも、おいおい…と。


そういう、人間らしい苦悩とかそういうものは、北京オリンピックまででもいくらでもあったじゃないの?と。


この、世界選手権の戦歴を見ればわかるでしょ?


SPもフリーも両方ともぶっちぎりで優勝したことなんてないんです。


出遅れて、がむしゃらに、必死に掴みにいったりとか。


トップで折り返しても、何かしらのアクシデントで突き落とされたりとか。


それでも食らいついてトップグループに踏みとどまったりとか。


こんな、「煌びやかな王子様❣️」というイメージからかけ離れた、泥臭く必死に闘ってきたアスリートなのに。


北京で?今さら?(^_^;)


でも、夫に言わせれば、競技をよく知らない人から見たら、オリンピックの成績が全てなのだそうです。


途中の世界選手権なんて、ましてやそれ以外の試合なんて、競技ファンしか見ないもの。


オリンピックで連覇した、「容姿端麗であまたのファンがいてずっとトップにいた、王子様のようなキラキラした存在という偶像」は、北京オリンピックまで続いていたということなんですね。


できれば北京おちさんたちには、これまでのオリンピックだけじゃなくて、世界選手権もどんな闘い方をしてきたのか、見て知って欲しいですね。


もっとも、おちてすぐの頃は「急性羽生結弦中毒」というような症状に陥るらしくて、動画漁りに明け暮れることが多いそうですので。


余計なお世話になっているかも。


(^◇^;)


いや、それより…


自分がまだ録画映像を見ることができないのに、ボストン世界選手権を人様にオススメするってどうよ?


(^_^;)


と、自分にツッコミを入れたくなりました〜


読んでくださってありがとうございました。