独り言です。
どんな個人でも組織でも、権力ていうものは厄介なんや。
特権は既得権益になって腐敗するもんなぁ〜
国連の常任理事国とかも。
ISUのジャッジとかも。
やっぱり、権力には規制が必要やね。
国によっては法律で権力を抑制できるんかもしれへんけど、難しいし。
特に、法律に縛られることのない「特権」は、一旦手に入れたら離せへんようになるのやろなぁ。
以前から思っていたんやけど、国連の常任理事国の拒否権。
あれはどうやっても、他の国が剥奪することはできひんのとちゃう?
そんで、そんな特権を持ってしもたら、絶対に自分からは放さへんがな。
ああいう特権を特定の国に与えるときには、せめて期限付きにせんと。
本体が食いつぶされるまで、既得権益を持ってる国はのさばったままになると思うで。
…………
ISUも、なぁ…
とことんまで、自分らの権力で好き勝手する方向にしか行けへんのやね。
ソルトレイクオリンピックまでの間かて、それこそ思うがままに採点する権利を行使して権力を握っとったんとちゃうの?
そこで何やアヤシイ、ややこしい、わけわからん不正だか取引きだかが暴露されて、6.0満点の技術点+芸術点やったんを改めて、エレメンツの基礎点+GOE+PCS-ディダクションになったんやなかった?
あんまりよく知らんのやけど、当時、「だったらもうジャッジは必要ないんじゃないか」という話まで出とったような気ぃするねん。
ほんまにそのときに、ジャッジを廃止しとったほうが良かったかもしれへんなあ。
採点で、拮抗する選手の順位を決めるのは自分たちやていう、普段なら味わえへんような優越感に浸る権利を手放したくないってゴテてたんやろ?
そんなジャッジ、いてへんほうがまともな採点競技として再生できたのに。
たぶん、まともな採点競技にするのが嫌やったんやろなぁ。
自分たちで順位を好き勝手にできるためにはどないしたらええんか、ずっと試行錯誤してたんやね。
ソルトレイクから20年で、ここまでガタガタになるて…
まあ、わかるけどな。
それまでは、理想的なスケートを100としたら、オリンピックでメダルを取る選手たちで70〜80くらいやったんとちゃう?
75:76:78くらいで、78の選手が金メダルを取っていたんやとしたら。
75:76の選手たちのほうはその順位がひっくり返ってても、あんまり目立たへんやろうし。
たまに、70:78:79くらいやと、どっちが優勝や?てなったくらいで。
まさか、羽生くんみたいな、100を大幅に飛び越してしまうような選手が出てくるて思ってへんかったんやろ?
それで慌てて、羽生くんの点数を下げつつ他の選手たちの点数を上げるはめになったんやね。
その過程で、各国のそれぞれの陣営のロビー活動が活発化したんやない?
そらもう、1,000にも10,000にも100,000にもなろうとする方を100までに抑えていたら、他はみんな誤差の範囲内みたいなもんやし。
それやったら、利益になるほうを有利にしとこか?て、思うわな。
まして、その、実力桁外れの方がそれにふさわしい人気と人望を手に入れているのがわかったら。
既得権益にしがみつく輩が、莫大な富を左右するメガスターの威力に目が眩んで、あれを自分たちの陣営のものにしたいていう欲にまみれるのも、想定内やったとしか言えへんわ。
ほんまに、しゃあないなー
…………
羽生くんのスケートが与えてくれたものは、他に替えられへんのや。
他の文化、芸術かて、よう見てみ。
他の何かが取って代わるって、無理なんや。
ましてや、権力側に依怙贔屓されてホクホクしとるような選手は、ヒーローにはなれへんねん。
ヒールにはなるかもしれんけどな。
羽生くんのスケートは唯一無二。
ほんで、本来なら「フィギュアスケートが理想として思い描いていた」全てなんや。
ジャッジがそれを認めへんでも、あれだけ桁外れな実力やったら、素人が見てもわかるがな。
まして、少しでもそれに近づくために、て努力している選手にならまだしも。
権力側の庇護のもとでのうのうと高い得点と順位をもろてる選手になんて、好感持てるわけあらへんがな。
今ではもう、羽生くんが1,000,000やとしたら、頑張っている選手たちが70〜80くらいで、まだなにものにも染まってないジュニア&若手が50〜60くらいで、依怙贔屓されてぼったくり飲み屋もびっくりするくらいに爆盛りの点数もろてる選手たちがマイナス100くらいなんやし。
あ、この評価はマイナス100より低くはならへんよ?
桁違いは羽生くんだけですのや〜
独り言におつきあいいただき、ありがとうございました。