羽生結弦絶賛委員会活動、エンターテイメント編です。
ん?羽生くんがエンタメ?
それは…
闘牛士の格好してマントを振って、なのに牛から逃げるとか?(それはフェルナンデスさん)
チャップリンの格好して別のチャップリンと張り合って、そのあとマドンナに出会うとか?(それはラノッテさん)
ダースベイダーの音楽で、ライトセイバーを使うとか?(それは織田さん)
ムキムキで現れて、だんだん衣装を脱いでいくとか?(それはプルシェンコさん)
…………
羽生くん限定でいきましょう。
震災の傷跡残る瓦礫の街を彷徨うようなレクイエム?(それは鎮魂カテゴリー)
清塚さんのピアノの旋律に合わせて春を呼ぶ氷上の奉納舞?(それは芸術カテゴリー)
Toshlさんの歌に合わせてY字スパイラルする?(それも芸術カテゴリー)
Toshlさんの歌に合わせて会場を興奮の渦に巻き込んで、最後に手袋びったーん‼️(それやー)
えー、大変長らくお待たせしました。
羽生くんのエンタメ的スケートは、私にとってはマスカレイドのようですね。
とりあえず、エンタメということでアイスショーのプログラムから選びましたけど、正直言って…
観戦者
TV視聴者が
喜ぶから
羽生くんの
スケートは
全部エンタメ❣️
ということで、よろしいでしょうか。
ええ、あの超絶カッコいいレツクレ、それこそ世界を楽しませてくれるために作られたレトミー、そういうものはもちろんのこと。
湖上の白鳥ノッテステラータ、ピアノとの調和の極みロンカプ、敵陣に突っ込む総大将天と地と、どのプログラムも全部…
「これを見られる幸せをありがとう」
「生きていて良かった」
「また見たいからもっと長生きしたい」
そのように思わせてくれるんですから。
もちろんSEIMEI様も。
あら〜?
大好きなプログラムが大文字になってる〜
…………
昨日プロ野球を見ていて思いました。
スポーツは筋書きがないから面白いんですよね。
羽生くんがあれだけ賞賛されるのも、どこぞの誰かが勝手に書いた筋書きを掻い潜って栄冠を勝ち得たからで。
権力側に依怙贔屓された選手が勝たせてもらったのとは、違うからなんですよね。
欧米の白人系でもなく、日本スケ連の推しでさえない羽生くんが、自分の実力と実施で獲得したものだから、多くの方々に喝采されたのだと思っています。
…………
あと、やっぱりフィギュアスケートは、ジャッジに向けて演技するものでしょう?
ジャッジが見たものとは違う場所、角度、距離から観戦者は見ているんですよね?
そうしたら、ジャッジにだけ良いところを見せているのと、会場の隅々まで届くスケートをするのとでは、観戦者の反応が違って当然なのかも。
オーラとかカリスマとか言う方もいるし、私は存在感が違うという言葉で表すけど…
会場をそのプログラムの世界観に染め上げる、会場を支配する、そういう力が及ぼす範囲が羽生くんは桁外れなんでしょうね。
それは、羽生くんが「自分のスケートを見て楽しんで欲しい」と思っているからで、そういう「楽しんでもらえるための工夫、努力」があるからなのだと思います。
だったらそれは、スポーツであり芸術でもあるけど、エンタメとしても超一流だと言っていいのかな?と。
…………
人を楽しませる、喜ばせる力。
こんなご時世では、特に貴重ですね。
さあ、今日はどの羽生くんを見ようかなぁ〜
読んでくださってありがとうございました。