では、そろそろ…
羽生結弦絶賛委員会活動します〜‼️
いやー、これ、やり始めると終わらなくなるんですよね。
なので今回は、何故世界からこれほど絶賛されてるのか?という視点から。
フィギュアスケートファン以外からはどう見えたかな?という感じで。
なお、私の視点から見た「そうなんじゃないかしら?」的ないい加減なものなので、ゆる〜く読んでくださいね。
(いつものことやがな)
…………
○アスリートとして、世界最高峰の試合で世界初の技に挑んだ
オリンピックでは当然のように思われるけど、実はフィギュアスケートでは当然ではないんですよね。
そしてフィギュアスケートのファン以外から見たら、ジャンプの種類や本数なんてあまりわからない…というか、さほど違いがないというか。
4Fと4Lzと、区別つきますか?
そんなもん、2回転半→3回転→3回転半
→4回転ときたら、次は4回転半です。
サルコーだのループだの、わかりませんよそんなもん。
何回転したか?それに誰が挑戦し、誰が成功したか?
スケートファン以外の視点はそんなところでしょう。
そしてオリンピックでは、メダル獲得を優先する選手が多いから、失敗のリスクが高い前人未到の技への挑戦なんてあまりしません。
けど、それではオリンピックという最高峰での試合へのワクワク感があまりないんですよね。
あくまで「オリンピックでだけあれこれの試合を観戦して楽しむ」層からすると、ディフェンディングチャンピオンが前人未到の技に挑戦した、それだけで「見応えある試合をありがとう〜」になったのかも?
…………
○芸術家として、最高のプログラムを披露した
芸術というと、一糸の乱れもないものを想像するんですが。
それだけではないような気がします。
実際のところ、これまで羽生くんがかなりのファンを獲得した試合、そしてファンが何度も何度も繰り返し見た試合のうち、全くのノーミス、パーフェクトだったのはいくつあるでしょう。
ソチオリンピックSP、平昌オリンピックSP、この2つはオリンピックで披露された最高のパーフェクトプログラムでしたよね。
それはもう、とんでもないくらいのファンを獲得したことでしょう。
でも、ニース世界選手権フリーのように、転倒しながらも世界中の心を鷲掴みにすることもあるんです。
その、見る者を捉えて離さない魅力と情熱、引き込まれて魅入られてもっと見たいと思わせる力…
それを芸術というのかどうか、私のような芸術音痴にはわかりません。
ただ、ミスさえしなければ芸術だといえるか?と、問われたら…
そんなもんじゃないでしょうと答えたくなります。
オリンピックで下位の選手たちが、難易度は低くてもノーミスだったら。
それなりに、うまくできて良かったねとは思っても、それを何度も繰り返し見たいと思うほどの作品に出会えたとは思わないのでは?
…………
○癒しと浄化のEX
もう一つプログラムを作りましたとか、(SPでもフリーでもないというだけかも?)話題にして欲しいとか、(なんだかなぁ〜のプログラムだった気ぃする)楽しんで見てもらえたらとか、(アイスショーへの売り込み兼ねて?)そういうものはあったけど。
羽生くんの春よ来いは、それとはもう全く違うものに見えました。
世界に向けた、癒しと浄化。
氷上の奉納舞ですね。
…………
○世俗の楽しみから程遠いストイックさ
まず、羽生くんの人気の凄さを考えると、普通ならもう…
とっくに引退してプロスケーターになっていたら、稼ぎたいだけ稼げるでしょう?
あの、チョコレートもカップ麺も食べてなかったくらいの、「自分の楽しみのために食べる」ことさえないくらいの、禁欲的な生活。
一心不乱に練習に打ち込み、修行僧のような毎日を送り、試合に臨む…
金メダルを取るまでの選手にならできるかもしれないけど、金メダルを取ってからこれができる選手がどれだけいますか?
まして、羽生くんのあの膨大なファンを見たら、誰だってこう考えますよ?
「もっと楽な方法で、いくらでも収入増できるのに」
アイスショー三昧してたら、年間何億稼げますか?
CMももっと多く出ていたら、それだけで何億?
著書、写真集、DVD、いくらでも収入を増やすことは可能に思えます。
つまり、他の選手たちが喉から手が出るくらいに欲しがっている「プロスケーターへの道」や、TVやCM出演だけで稼げる、それが可能な人数のファンをガッチリ掴んでいるのに。
あえて、一番しんどくて厄介で困難な道を選んだ…
世俗の楽しみを全て捨てて、4Aへの挑戦に費やした4年間。
敬服しますよね。
…………
おかしい。
項目をあえて絞るために、スケートファン以外から見たら?的な話にしたのに。
やっぱり羽生結弦絶賛委員会活動をすると、終わらなくなってしまう。
では、続きはまた後日。
読んでくださって、ありがとうございました。