以前にも似たようなことを書きましたが、私は、フィギュアスケートという競技では、「シニアに上がって最初のオリンピックシーズンを闘ってから、次のオリンピックまでどうしたか」というところを一つの判断材料にしています。


そういう意味では、ロシア女子たちは…


20歳以上で代表争いしてるのがトゥクタミシェワ選手だけというのは、ちょっと寂しいですね。


ロシア女子のレベルが高いから競争が激しいという論調もありますが、う〜ん…


本当にレベルが高い選手なら、せめて5年は維持できるのでは?と、思うんですよね。


そういえば、ロシアのオリンピック代表選手たちは、もう決まったのでしょうか?


確か、ヨーロッパ選手権の成績も評価の対象になるのだとか?


まあ、それぞれの国の内情があるんでしょうけど。


短期間に何度もピークを作らないといけないのは、大変だと思うんです。


それが選手生命の短さにつながっているかもしれないんですし。


それとも、そもそもロシアとしては、入れ替わり立ち替わり次々と新たな女王が戴冠するほうがいいということなんでしょうか?


それも、何かなぁ〜


…………


平昌オリンピック後、ザギトワ選手を「やはり金メダリストの器」というふうに(メドベデワ選手よりも)ふさわしいから(男子も女子も)なるべくして金メダリストになった、みたいな意見の方たちもいらっしゃいましたよね。


また、今度はワリエワ選手をそうやって「フィギュアスケートの最終形態」的な感じで、羽生くんの女性版とかいう取り上げ方をしてる方たちも。


う〜ん…


ある意味では間違ってないんですけどね、羽生くんの一面の素晴らしいところに似てるとは思いますが、それは…


結局、一面でしかないんですよね。


ザギトワ選手は平昌オリンピックのシーズンに、ソチオリンピックシーズンの羽生くんのように「現世界チャンピオンを一気に追い抜く破竹の勢い」でトップに立ったし。


ワリエワ選手は高難度ジャンプと難ポジションスピンと…というふうに、理想的なスケートをする選手なのでしょう。


でも、羽生くんは、世界初成功の4Loを決めたのも、SP110点超えフリーの220点超え合計の330点超えも、金メダリストになってからなんですよね。


オリンピック連覇してからも、4T-3Aとか4T-1eu-3Fとかの世界初成功のコンビネーションジャンプを決めて、今度は前人未到超高難度の4Aに挑戦するんですから。


最初のオリンピックで金メダリストになってから何をしたか、2回目のオリンピックで連覇してから何をしたか、そのあたりでもう別格なんです〜


まして、恣意的採点で低く評価されたり、メディアに他選手をアゲアゲされたりしていた中で、3度目のオリンピックに挑もうとしてるんですから。


ワリエワ選手を絶望とか呼んでいたりするようですが、それはワリエワ選手が10年間トップにい続けてからにして欲しいものですね。


その点、我が国の女子たちは頑張ってますよね。


1回オリンピックシーズンを過ぎたあとでも、次こそはと4年闘い続ける粘り強さ。


新葉ちゃんがオリンピック出場を勝ち取って嬉しかった〜❣️


知子ちゃんも舞依ちゃんも応援してたけど、紀平ちゃんにも行って欲しかったけど、枠は3しかないし怪我はどうしようもないので。


とにかく日本女子たちは、出場する選手たちが成果を発揮して、出場を逃した選手たちはまたこれからの目標に向かっていって欲しいですね。


あと、怪我した選手たちはしっかり治してくださいね。


紀平ちゃんと佐藤くんは次のオリンピックにつながるように。


(あと…知子ちゃんはどうしたの〜???)


四大陸選手権のあとは、いよいよオリンピックですね。


選手たち全員が、健康で思うようなスケートができますように。


読んでくださってありがとうございました。