羽生くんの、災い転じて福となす力は、どこまでなのかと思います。
あの、助走はどこに行った?状態の高難度ジャンプ。
仙台のリンクは試合用の規格サイズより狭いそうですね。
そこで跳ぶには、リンクの端から端まで助走していては無理です。
助走?何それ美味しいの?状態からの高難度ジャンプ…
広いリンクを貸し切りで使えて、助走して勢いつけてえいっ!て跳ぶのをいつもやってる選手から見たら。
「何簡単そうに跳んでくれとんねん」
と思うでしょうね。
また、先シーズンもそうでしたが、羽生くんはもうずっと指導も振り付けもリモートでしてもらっているんですよね。
試合にさえも帯同してもらってません。
でもそれで、自分の練習方法や指導者不在の試合というものへの対応が、できるようになりました。
もう、2019年GPFのときのように、指導者が試合に間に合わないということになっても、羽生くんは自身の経験から何とかするのではないでしょうか。
もちろん何であっても、アクシデントはないに越したことはないけど。
人間いつ病気になるか怪我をするか、わかりませんから。
いきなり指導者が帯同できなくなったときに、いつも通りの実力をどのくらい発揮できるか。
その差は大きいと思います。
特にこのような、感染症予防に主催者が神経を使う大会が控えているときには。
…………
それではここで、羽生くんがこれまで置かれた(とんでもないくらいの)災いについての状況をちょっと振り返ってみます。
○練習拠点リンクの閉鎖
○東日本大震災
これは羽生くんだけのことではありませんでしたよね。
では、次は羽生くんに起きたアクシデントです。
○先輩選手のファンから罵倒される
○6分練習でジャンプをしようというときに別の選手への応援の声が上がる
○オリンピックの帯同者パスの数が極端に少ない
○6分練習で衝突する
○公式練習の曲かけで進路妨害される
○その進路妨害についてネガティブなイメージをつけられるような報道をされる
○プライベートでないことないことを週刊誌に書かれる
○戦績を低く報道される
○間違った練習時間を伝えられる
…ちょっと💢💢💢
どれだけ出てくるねん
まあ、こういうような修羅場?をくぐり抜けてきたわけですね。
いつも至れり尽くせりで甘やかされてきた選手だと対応できないことでも、羽生くんは自身の経験を活かして、やっていってくれるでしょう。
(だからと言って許す気にはなれませんけどね)Σ(-᷅_-᷄๑)
…………
先日ネットニュースで、SNSで他人を攻撃する心理についてのものを読みました。
自分が報われていないと思っている人は、攻撃されても仕方ないと思われる相手を攻撃することで、「悪いことをすると酷い目に遭う」を実現させたいのだとか。
多くの人から攻撃されている相手に対しても、「これだけの人が批判しているのだから、悪いに違いない」と思って同じようにするのだと。
羽生くんへの珍バイト、あれはそういう心理を利用して、「羽生選手はこれだけの人に悪く言われているのだから、悪いのだろう。だから攻撃して構わない」と思わせ、尻馬に乗っかる人数を増やそうとしたのかも。
一方で、私たちファンは…
そんなふうにして溜飲をさげなくても、羽生くんの周囲にはわりと因果応報と思うことがありませんか?
羽生くんに良い関わり方をすると、良いことがありますよね。
逆に、悪い関わり方をすると、望むものが手から滑り落ちてゆくということも。
ISUのやり方、各国スケート連盟のやり方、ジャッジの採点、偏向報道…
その全てとは言わないけど、ほとんどが「羽生くん以外のスターを作りたい」からやっているんですよね?
そしてそのやり方で売り出したかった選手たちが、どのくらい人気を獲得したか、考えてみたら…
因果応報、見事なくらいです〜
羽生くんを見ていて、真っ直ぐに応援していたら、しょうもない「他者を叩くことで鬱憤晴らし」なんてしなくても、いつもスッキリ、世の中相応の報いがあるのだと思えますから。
私たちファンは、羽生くんにこんなに守られているんですね。
羽生くん
あなたの
ファンになる
幸せを
ありがとう
ございます
…………
喪中につき、明日からの新年の挨拶はしませんが、来年もよろしくお願いします。
読んでくださってありがとうございました。