何かがうまくいったときには、その原因は特定できないことがほとんどなのではないでしょうか。
いくつもの要因が全て良い方向に行ったから、という場合が多いと思うんです。
逆にうまくいかなかったときには、原因がいくつかは考えられるかもしれませんね。
たとえば、体調が悪くなったとき。
何か思い当たるところがあると、それが原因かな?と思ったりします。
また、普段からあまり熱心に健康管理してなかった、という場合もありますよね。
一方で、ずっと何も問題がなかったら…
その原因なんて、特定するのが難しいでしょう?
食生活、睡眠時間、運動、ストレス、色々なものが重なって今の体調になっているわけですから。
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体調管理以外でも、たいていのことはそんなふうに、良いときには原因が特定できないけど、悪いときには何となくこれかなあ?と思い当たることがあったりします。
政治、経済、教育、医療、職場環境、家庭生活…
思い当たる原因をスパッと解決→改善
というようになればいいんですけど、なかなかそうはいきませんよね。
それに関わる人数が増えるほど、原因は多岐に渡り絡みあってますから。
少子化対策も、そんなふうに暗礁に乗り上げてるのかも。
まして、他国の政治についてだと…
下手すると内政干渉ですから。
物事はそんなに簡単に、スパッと解決したりはしないものです。
まして、独裁者が「こうするぞ」と鶴の一声で決定するとかならまだしも。
民主主義というのは、ときに嫌気が差すくらいに迂遠です。
他国に「虐待はやめるように」などと言っても、鼻で笑われて終わりかも。
だからといって、早急に解決しようなどと思ったら、戦争、革命、クーデター、テロ、というような乱暴な手段になってしまうでしょう?
人間のやることなんて、なかなか良い方向には進まないもの、ちょっと油断するとすぐに悪くなってしまうもの、飽きずに弛まぬ努力をコツコツと積み上げるしかない。
そう腹を括ってしまえば、もうちょい「バーン、ドーン、ガーン‼️で、はい終了〜」とはいかないとわかってもらえるはずなんですが。
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北京オリンピックへのボイコット云々にしても、そうです。
何か、相手にダメージを与えるド派手なことをやれば、一気に解決に向かうなどという幻想にでも取り憑かれているんでしょうか。
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私が知らないだけかもしれないけど、スケート連盟は例の件について何か対処したんですか?
してないのだとすると、それは、この「アスリートに圧力をかけてボイコットさせたら、オリンピック開催国の問題解決につながる」という意見に同調してる部分があるのでは?
だとすると、それは民主主義のやり方ではないように思います。
民主主義国家の、国政に携わる政治家が会長をしてるのに、それでいいんですか?
それとも私が知らないだけで、もうとっくに対応したのでしょうか。
あるいは、私の、政治的な認識がそもそも間違っているのかも…
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あかん、何や知らんけど、肩が凝ってきたわー
こういう話にしたからやろか?
それとも今日は重い荷物を肩にかけたから?
…ほら〜
肩が凝った原因さえ、特定できひんがな。
でも、対処は…
きき湯とファイテン❣️
そして体調管理は、睡眠、栄養、羽生結弦❣️です。
読んでくださってありがとうございました。