介護の話です。
今日は、食事について。
最初に要介護2の状態で義母が退院してきたときは、そんなに硬いものが入ってなければ、たいていの場合食べてもらえました。
もっとも、途中からお箸じゃなくてスプーンで食事するようになったので、麺類とかはやめてましたけど。
それでも、できれば他の家族と同じものを食べてもらいたい…というか、違うものを食べていたら、義母が私たちのほうを見て「そっちのほうのが食べたい」という意思表示するんですもの。
なので、私たちがスパゲティのときには義母にはマカロニ、パスタソースは同じもの、という感じにしてました。
ですが、2019年の年末に2回目の脳梗塞を発症してからは、飲み込みにくくなったようでしたので、「細かく刻む、柔らかくなるまで煮込む、とろみをつけて飲み込みやすくする」ということが必要になりました。
つまりもう、私たちが食べるものとは別に作っていたわけです。
食事の支度に時間がかかる〜
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ええ、時短のためにできることはあれこれやりましたとも。
一番簡単なのは、レトルト食品を買うことですね。
今は、介護食品もスーパーやドラッグストアで売っています。
義母の通院に付き添うときなんて、料理する時間がなかなか工面できないんですもの。
ただ、これが、結構割高だったりするんですよね。
毎日なんて、ちょっと…(^_^;)
でもまあ、レトルトならそのくらいしても仕方ないので…
あとは、冷凍保存もしておきました。
一度に数回分のおかずやおかゆを作って、一回分くらいが入るパッケージに詰めて冷凍庫に。
そうすれば、温めるだけで食べてもらえますから。
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そして食べてもらうときに、必要なのが「かえしのある、滑り止めつきの食器」なんです。
やってみればわかると思いますけど、シチューとか麻婆豆腐のようなものをスプーンで食べるとき、片手しか使えないと、残りが少なくなるとすくうのに苦労しますよね?
それを助けてくれるのが介護用の食器なんですが、これがなかなか思うようなものがないんです。
できれば、Jを横向きにしたようなフチだと、片手でもすくうことができます。
底にゴムかシリコンで滑り止めがあればなおのことすくいやすいけど、なければ滑り止めのマットを敷いておきます。
それで何とか、一人で食事してもらえれば…
と、思ったら、今度は「滑り止めマットにこぼれたものを拾おうとして、不衛生なことをしていた」ということもありましたので。
ああ、やっぱり、底に滑り止めがついている食器じゃないと、よそ見もできない〜
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それでも、介護用品も、工夫され改善されています。
これから介護したりされたりする方たちが、もっと楽に快適に過ごせるようになればいいなと思っています。
読んでくださってありがとうございました。