敬意を込めて。
今日は、萌え〜ではなくて。
真面目に。
とにかく羽生結弦選手を尊敬しています。
という話です。
…………
以前から感じてましたけど、羽生結弦選手は何というか…
意識、心の持ちようというものが、真っ直ぐで正しくて、何も濁りとか不純物を内包していないように感じます。
日本国内のみならず諸外国からも、熱狂的に愛され支持されるのも、その美しいスケートだけではなくて心ばえも、観る人を惹きつけるからなのではないでしょうか。
私はそこに、敬意、感謝、誇りというものを感じるんです。
羽生結弦選手は他国の文化に対して敬意を表することが多いですよね。
また、日本人であることの誇りも感じさせます。
これ、この二つを両立するのは、結構できない人のほうが多いんですよね。
他国に対してはお世辞を言うことはできても、心からの敬意を表するのは難しかったりとか。
自国に対しては誇りではなくて慢心、驕りになってしまったりとか。
わりとあると思うんです。
それをきちんと、自国に誇りを持って他国に敬意を表するようになるには、広く深い知識と教養が必要なのでしょうね。
でも、たいていの人は、そこまで掘り下げて学んだりしません。
表面を見てそれなりのことが言えればOKみたいに思っていては、そのときはやり過ごせても、心に残らないのではないでしょうか。
また、感謝するということには、知ること以外に想像力が必要だったりしますよね。
そこに存在するもの、それを作り上げた方たちへの理解がなければ、なかなか感謝するということには結びつかないと思います。
フィギュアスケートに欠かせないもの、リンクやスケート靴、それを作りメンテナンスする方たちのことに思いを馳せたら…
とてもじゃないけど、疎かに扱うなんてことはできないでしょう。
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競技に対する深い愛情と、練習や試合ができる環境を作った方たちへの感謝、訪れた国への敬意、自国への誇り。
そういうものをしっかりと表し、伝えることができる方がどのくらいいるのでしょう。
アスリートでありながら、親善大使のように思われているのも…
その、卓越した国際感覚がもたらしたのかもしれませんね。
まだ若い、現役のアスリートなのに、この心の持ちようはどうでしょう。
お手本として、自分もそんなふうに生きられるよう、努力していきたい。
そう思わせてくれる方ですね。
読んでくださってありがとうございました。