こんなアイスショーがあればいいな、芸術編です。


はい、そうです。


私のような芸術音痴にそんなことを語る資格などないんです。


でも、少なくとも、一部の偏向採点ジャッジよりは見る目がありますとも❗️


ええ、そこだけは強調しておきます。


ナショナルバイアスだか派閥争いだか知らないけど、そういうものに目を曇らせている人の評価なんて…


ふんっっっ💢

ですわー


ということで、独断と偏見と思い込みの芸術的アイスショー談義です。


…………


世界でも類を見ないくらいの芸術的なアイスショーといえば。


と、問うてみる。


答えは……………………


羽生結弦プロデュースのもの。


………………………………あら?


一文で終わってしまいましたわ。


どうしましょ。


…………


実際、羽生くんがプロデュースしたら、それだけで素晴らしいものが出来上がると思うんですよね。


CWWの企画制作立案能力をご存知でしょう?


もう、どれだけリサーチしたのか、どれほどのアイディアを出したのか、その練り上げる過程を全部録画してDVD化して欲しかった❗️というくらいです。


それでですね。


観客のニーズを知って、アイディアを詰め込んだら芸術なのか?と言われたら。


やはり、それだけでは足りないんですよね。


もちろん、出演者やスタッフが一丸となって成功に向けて努力しないといけないわけですけど。


その成功のイメージを、制作者がどのように思い描いているか、それを全員が共有しているかで違ってくるのでは?


どうも、既存のアイスショーの制作者が思い描く成功のイメージは、何というか…浅いと感じるんですよね。


満員の観客がわーっと喝采する。


スケーターもスタッフも(FaO Iならミュージシャンも)笑顔でフィニッシュ!


みたいな感じでしょうか。


う〜ん…


悪くはないと思うけど…それって芸術じゃないよね?


と、芸術音痴の私でさえ思ってしまうんです。


…………


芸術って、自分がこれまで得たもの築きあげたものの総力を結集させて、それでもまだ足りない気がして、工夫して改善してやり直して磨き上げて。


ようやっと、その片鱗が見えたような気がした。


そのくらいのものだと思うんです。


作り手がこだわって作り上げて、細部まで手を抜かずに細心の注意を払って、より美しくより素晴らしいものをと…


自己の技術をレベルアップして、高め続けていかないと芸術という言葉にふさわしいものにはならない…


その地点まで到達しないんです。


まあ、自分がやる役のことをあまり知らないけど〜とか。


失敗しても自分に頼んだ人の責任〜とか。


嘯いている人には、逆立ちしたってたどり着けませんよね。


あら〜?


どなたのことでしょう。


何だか、芸術論議に相応しくないものの話をしてしまいましたわー


…………


芸術は正しい技術の上に成り立つものなんですよね?


フィギュアスケートでいうと、回転数を減らしても構わないから、GOE+5に該当するクオリティのものができるか?


ということです。


羽生くんにならできますよね。


私は羽生くんのスケートの自由自在さとか、重力が行方不明になるところがめっちゃ好きなんですけど。


それも、確かな技術あってこそのものですよね。


その確かな技術で表現していくから、あれだけのものになるんでしょう。


他に、それができるスケーターさんがいるでしょうか…


…………


芸術とは、何度も鑑賞したくなるもの。


何度鑑賞しても、新たな感動を得られるもの。


何度も何度も鑑賞するたびに、それを鑑賞できたことの幸せを噛み締められるもの。


羽生くんのプログラムのうち、いくつくらいそれに当てはまるのか…


考えてみると、めまいがします。


美しいものを観られる幸せをありがとうございます。


私にとって芸術とは、そういうものです。


読んでくださってありがとうございました。