覚醒の時を観てました。
それで思い出したのが、シニアデビューシーズンのチゴイネルワイゼンについての羽生くんの話です。
CWWで羽生くんが、(この選曲と振り付けについて?)「鬼か」と言ってました。(^_^;)
ジャンプも、スピンも、ステップも、スケーティングも、音楽表現も…
とにかく難しいことに挑戦!なんですよね。
目先の勝利だけが欲しいなら、もっと簡単な「やりやすい」プログラムにすれば良かったんです。
ソチオリンピックシーズンの4S挑戦、それを見越したその前年度からのノートルダムドパリ、どちらも「レベルアップ⤴️レベルアップ⤴️とにかく実力を高める」ためのものに思えます。
今、難しいことに挑戦したり、苦手を克服しようとしたり、良くないクセを直そうとしたりしていたら…
出るたびに試合で結果を残すというのとは、両立が難しくなるかもしれません。
だから私は、(何度も試合をやっているロシアで)誰が勝とうと負けようと、「1回の試合の結果だけで判断できない」と思ってます。
フィギュアスケートは、オリンピックという一番大きな試合に向けて、どこまで実力を高めて臨めるかの勝負だと考えてますので。
だから、難しいこと、苦手なことをせずに逃げていては、上達には繋がりませんよね。
ステップからのジャンプをしなくてもよくなって、それに慣れてしまった選手のジャンプは…
トランジションで高得点がもらえるからといって、そのレベルのままのプログラムを滑ることに慣れてしまった選手は…
レベル4どころか、ノーバリュー?に相当するスピンをしていても、レベル4評価で加点までもらえてスピンを手直ししないままだと…
全てにおいてレベルアップすることを欠かさずに、美しく仕上げることに邁進する選手に。
実力で。
世間の評価で。
人気で。
敵わなくても、仕方ないでしょうね。
採点は操作できても。
多くの人に「この美しいものをまた観たい」と思ってもらえるかどうかは、別の問題です。
コロナ禍で、経済的に苦しくなっても。
それでも鑑賞したいと望むほどのものは、一朝一夕には作り上げられないんです。
ましてや、採点や印象操作で作ろうとしても、無理なんです。
コロナに限らず、自分の体だっていつどうなるかわからないと思ったら。
自由に使える時間は、見栄や建て前よりも「本当に望むこと」に使いたい‼️と、思って当然でしょう?
スケオタ様たちは、NHK杯も全日本も「全員応援」❣️なさるのかもしれませんが。
私は、推しが出ない試合は基本的に観ませんので…
まあ、NHK杯は、録画しといて観たい選手だけ観ようかな?
くらいのもので。
新葉ちゃん、花織ちゃん、舞依ちゃん、頑張ってね〜

佐藤くん、山本くん、友野くん、頑張ってね〜

小松原さん、頑張ってね〜

…あと、誰が出る予定やったかなぁ。
まあ、見ればわかるだろう。
そして…
「また観たい」と思ってもらえるだけのものが出せるように、ベストをつくしてくださいね。
そして、羽生くん…
明日も、羽生くんが無事に過ごせますように。
羽生くんの望む競技生活が送れますように。
祈っています。
読んでくださってありがとうございました。