今回のコロナウィルスの感染が日本で少なくすみそうな原因って…

細かいことをコツコツと積み重ねた結果なのかもしれないと思うんですが。

いかがでしょうか?

まず、前提条件として、日本人の慣習が感染しにくい理由になるものが多かったんですよね。

○外出先で知り合いに出会ったら、キスやハグや握手するという、接触を伴う挨拶をする
○帰宅したときに靴を脱がない
○トイレの後で手を洗わない

そんな人は、日本人の1%もいませんよね。
この3点のうち1点でも該当する人だって、1%もいないと思います。

さらに、日本人はわりと、健康オタクだと思うのですが。

○○が体に良いとか、よく効くというデータが出てくると、それが品薄になってしまったりとか。

ニンニク、生姜、乳酸菌、納豆、バナナ、玄米、緑茶、プロテイン、クエン酸…

どれも一度も試したことはない!

という方は、普段から食べているから「今さら」試さなくてもと思っているだけだったりして。

手洗いうがいなど、衛生面でも個人個人が気をつけているし。

マスク着用に抵抗感なんてほとんどないし。
花粉の季節はみんなでマスク。それが普通。
食品業でも毎日マスク着用は当然のこと。
医療現場でも。

息子たちが小学生の頃には、給食袋にガーゼのマスクを入れてました。
配膳時にはマスク着用。

これから暑くなってくると、マスクして外出すると熱中症注意‼️ですけどね。

BCG接種している国のほうが感染率が低いという話もありましたが。

予防接種を真面目〜に(子どもに)受けさせるのも、日本ではかなり高い割合だったのでしょうね。

そんな、衛生的、健康オタクの上に。
日本人は我慢強いところがあるので。

災害時に店舗を破壊して略奪したり、暴動が起こったりなんて。
日本ではほとんどないくらいですし。
外出自粛と言われたら、素直〜にそうする国民が大多数。

そんなこんなで、あら〜
いつの間にか、何だか乗り切れそうじゃない〜?

ということに。

まだ油断大敵ですけどね。

思うに、アメリカとかはもっと、大々的な作戦でバーンとやって終わりたかったのかな?と。

(都市封鎖して、感染が収まるとか。治療薬かワクチンの開発で、収束するとか)

日本みたいに、チマチマ手洗いうがいマスクして…なんていう、きめ細かい手段で何とかなるなんて思ってなかったのでは?

そういえば、野球でもそうですよね。

アメリカでは、たぶん。
豪速球投手がドーンと抑えて。
強打者がガーンとホームランを打って。
守備の名手がバシッと捕球して。
ランナーがシューッと走る。
というような、パワーとスピードの試合。

日本では、もっと。
バッテリーがピッチングを組み立てて抑えたり。
犠打を含めて攻撃したり。
内野連係プレーにファンが盛り上がったり。
今のどうなったの?的なことがあったら、嬉しかったりして。

三本間にランナーが挟まれて、その間にバッターが進塁しようとして、ボールがあっちに行きこっちに行き。
とか。
(スコアブックを書くのに苦労したパターンだな、これ)

ランナーニ、三塁からツーランスクイズを敢行したり。
とか。
(決まると爽快だけど、バッテリーが外してくると、読み勝ちだよねという別の見応えが)

日本の野球は、細かい作戦で一点でも多く得点して、守備の連係で一点でも失点を少なくして勝とうとするものに思うんです。

日本がWBCの初代王者になったとき、アメリカ側は戦力的に何故そうなったのか、なかなかわからなかったのでは?

フィギュアスケートでも、そうですよね。

高難度ジャンプをバーンと決めたりとか。
逆に、高難度ジャンプなしでも芸術的な作品に仕上げるとか。

それで高得点、優勝やメダル獲得で、大人気に。

と、やりたかったのに。

高難度ジャンプを組み込みながら芸術性も高めて、それぞれのエレメンツに工夫を凝らしながら、音楽を表現するスケーターに。
人気と賞賛と注目度と話題性を独占されて。

ご不満のようですね。

羽生くんのように、こと細かにジャンプの入り方を工夫したり、スピンでの手の動きで音を表現したり、トランジションを詰め込んでいるのに緩急自在に滑っているとか。

見る人が見れば、そのレベルの高さが他の選手たちとは桁違いだとわかるんでしょうね。

高い得点をもらったから、素晴らしいスケートだったと思ってもらえる時代は。
もう過ぎ去ったんです。

きめ細かい工夫と努力は。
ジャッジの採点に反映されなくても。
美しい芸術として、何度も見たくなるものだと認定されるんですから。

……………

首都封鎖もせずに、なぜ日本は収束しそうなんだ〜

(医療関係者の尽力と、一般市民の細かい努力の積み重ねです)

満塁ホームラン打って、二桁奪三振なのに、なぜ日本に負けたんだ〜

(タイムリーヒット2本と、犠牲フライと、敵失と、押し出し四球で5点日本がとったから…とか)

クワドをバンバン跳ぶ選手と、芸術的プログラムを滑る選手がいるのに、なぜ日本の選手のほうが人気なんだ〜

(羽生くんはクワドを跳ぶうえに、なおかつ芸術的なスケーティングの持ち主だから…どちらか片方のスケーターが二人いても、ねえ)

バーン、ドーン、ガーン!

ではなくて。

少しずつでも工夫と知恵と協力と努力を積み重ねて。

より良い方向に進むのが、結局ベストだということなのかもしれませんね。

読んでくださってありがとうございました。