このところ、マガジンや通信など羽生くんのファンに寄り添ってくれるような雑誌が多くなったので。

ころっと忘れてましたけど。

フィギュアスケートファンブック!という、宝島社から出ていた雑誌は、もう、出ないんでしょうか。

それとも、私が見逃したのでしょうか。

まあ、全員応援系…というよりはあちら側寄りかな?と、思うことはありましたけど。

たぶんこの雑誌に掲載されていたと思って、引っ張り出してきました。

2016です。

SEIMEI羽生くんが表紙。

私が気になっていたのは…

P23の、ラスト陰陽師橋本京明さんが占う2016年羽生結弦の運命というところです。

平昌オリンピックの2018年についても書いてあって、「…しっかり体調管理をすれば、何も問題はありませんので、メダルの色は金色でしょう。評価は金色以上にされます。」

この文章の最後のところ、今、めっちゃ気になっているんですけど。

どう思いますか?

私がこれを読んだ頃は、羽生くんが2015年NHK杯とGPFで連続して世界記録更新していました。

だから単純に、オリンピックでもパーフェクトで世界記録更新して金メダルをとってくれるのねと思ったんです。

でも今これを読み返すと…

このラスト陰陽師さんには、羽生くんの未来がどう見えていたのだろうか、今羽生くんの未来はどう見えているのだろうかと。

めっちゃ気になります。

実際、羽生くんの評価は「金色以上」にされてます。

ダイヤモンド級とおっしゃったのは、ディック・バトンさんですね。

怪我からの復帰戦での金メダル、冬季オリンピック1000個目の金メダル、日本選手初の冬季オリンピック連覇、平昌オリンピックでの日本選手初の金メダル……………

挙げていくと、高い評価を受けることはいくらでも出てくるのですが。

金色以上の評価というのにふさわしい、滅多にないこととして私が感じたのは。

諸外国からの絶賛です。

当たり前だと思いますか?

では、オリンピックが終わったら、普通何を思い出して余韻に浸りますか?

リオオリンピックのときには、夫は体操団体と個人総合の二冠を獲得した内村航平選手の快挙を喜んでました。

(その頃だったのよね…私の乳癌がわかったの。オリンピック真っ最中に、余計な心配かけてしまいましたわー)

オリンピックが終わったら。

自分が好きな競技、初めて見て気に入った競技、応援していた選手、自国のメダリストたちの快挙…

そういうものを思い出して、余韻に浸るものなのでは?

ファンの欲目かもしれませんが、羽生結弦選手の金メダル獲得は。

日本以外のファンからも、初めて競技を見た方たちからも、競技自体のファンの皆さんからも、開催地からも、IOCからも、ライバルのいる国からも…

絶賛されていたと思います。

日本国民のみならず。

諸外国からも。

こう思われているのでは?

「平昌オリンピックで思い出すのは、羽生結弦の金メダル獲得だ」

……………と。

そんなこと、滅多にないと思うんです。

そしてたぶん、北京オリンピックが開催できるなら。

羽生くんに来て欲しいと思っているでしょうね。

でも、普通考えますか?

自国のアスリートがメダルを逃すかもしれないのに。

(ボーヤンくんの金メダルを阻む可能性が高くなるのに)

羽生くんに出場して欲しいなんて。

ロシアでも、イタリアでも、中国でも、韓国でも、羽生くんで平昌オリンピックの余韻に浸った方たちは多かっただろうと思うと。

そんな、滅多にないことをもう一度、と望むのはそんなにおかしなことではないのかもしれませんね。

先行き不透明な今だからこそ。

高く光を掲げてくれる羽生くんに。

希望を見いだそうとしてしまう…

それが、この「評価は金色以上にされます」という意味なのかも?と思いました。

読んでくださってありがとうございました。