プロ野球という世界にいて「ナンバーワンを目指さなくてもオンリーワンならそれでいい」という考え方は…
イチローさん:以前「好きじゃない」で、現在「大嫌い」なのだそうですね。
まあ、そりゃそうでしょ。
ナンバーワンというのはスポーツ選手が目指す最高峰、トップということですよね?
オンリーワンというのは文化芸術で、誰にも真似できない独自のものを作り上げてこそ評価されるものなのでは?
野球というスポーツで、ナンバーワンではなくてオンリーワンを目指すというのは、何をしたいのか私にはわかりません。
絶妙のコントロールで、誰にも真似できない変化球を投げるのですか?
美しい放物線を描くホームランを打つのですか?
残念ながら、どんな変化球を投げても、バッターを打ち取らないと話になりませんし。
どんな軌道のホームランでも、ランナーの人数で入る得点は決まります。
個人のタイトルや記録よりも、チームの勝利を優先するという考え方なら納得しますけど。
野球でのオンリーワンを目指すって、何?
と、思ってしまいます。
これが体操であれば、話はちょっと違ってきますよね。
種目別のメダリストなどは特に、個人総合でのナンバーワンを目指してない選手もいるでしょうし。
新しい技を成功させて、自身の名前をつけたいという選手もいるでしょう。
種目別のメダリストがオンリーワンという意味ではありませんが。
自身にしかできない技を成功したら、それは(その時点では)オンリーワンということになるのかもしれません。
そしてフィギュアスケートだったら。
ナンバーワンは、優勝者です。
大きな大会での優勝ほど、高く評価されるでしょう。
いうまでもなく、フィギュアスケートでの最高峰の試合はオリンピックです。
では、オンリーワンは?
フィギュアスケートは、芸術でもありますよね。
他の誰にもできない、独自の表現というものを確立している選手が、オンリーワンなのですか?
それとも、名前がついた技を成功した選手でしょうか。
アクセルとか、サルコーとか、ビールマンとか、イナバウアーとか…
かなり昔の方たちなのでは?
では、初成功者は?
4Loとか、4T-3Aとか、4T-1eu-3Fとかを世界で初めて成功させた選手がオンリーワンでよろしいのですか?
あら〜
ナンバーワンと同じ選手ですね。
オリンピック金メダリストで、世界初の4Lo成功者。
では、この方がナンバーワンでオンリーワンということで、異論はないものと思います。
ナンバーワンでオンリーワンの選手がいるということは。
他の選手たちは、どんな目標をたてているのでしょうね。
次のナンバーワン?
次のオンリーワン?
北京オリンピックができるような状況に、なればいいですね。
それ以前に、試合ができるようになって欲しいものです。
そうすれば、次のオンリーワンになる可能性も多くの選手たちに開かれるでしょうし。
新しい技…4Aでしょうか。
あら〜
それに成功、挑戦する可能性が一番高いのは、現在のナンバーワンでオンリーワンの選手なのでは?
ますます、その選手の名声が高まりますね。
そういえば。
もう、GOATと呼ばれているような…
ナンバーワンでオンリーワンでGOATと呼ばれている選手を。
これ以上ないくらいに、その競技の連盟もジャッジも関係者もメディアも、絶賛しているのでしょうね。
あら〜???
何故か、違うようですね。
わかりました!!!
その競技自体が、有り得ない状態だという意味での。
オンリーワンを目指しているのですね。
ち〜
が〜
う〜
だ〜
ろ〜〜〜‼️
そんなことでオンリーワンになって、どないするねん〜
琵琶湖の水かけたろか?
あら〜
結局そういうところに収まってしまいましたわ、オーホホホ…
読んでくださってありがとうございました。