私の勝手な憶測です。
OtonalとOrigin…
羽生くんはこの先、この二つのリスペクトプログラムをどうするつもりなのでしょうか。
もっと自分のものとしてできるという自信を持ってから、またやってみる?
EXプログラムとして、それこそ楽しんでやってみる?
封印を解くのは、いつになるのか…
ふと思ったのは、平昌オリンピック後の羽生くんへの点数の出方が激辛だったのは、ジャッジの中にこのプログラムへの反発があったのかもしれないなと。
誰しも、自分の汚点は思い出したくないものです。
ロシア的なものへの反感、自国スケート連盟からの圧力、圧倒的な皇帝が負ける瞬間を見たいという邪な優越感……………
理由が何であれ、不正に、あるいは依怙贔屓して採点したジャッジはどのくらいいたのでしょう。
不当に低く採点されたのは、プルシェンコさんもウィアーさんもあったのでは?
自分が過去に犯した、忘れてしまいたい「過ち、不正、人生の汚点」を思い出させる、追及されている気分にさせられるプログラム…
そんなふうに見ていたジャッジが全くいなかったとは、思えないのです。
それも、そのプログラムをやっているのは、その二人へのリスペクトを掲げたオリンピック連覇のGOATです。
そのへんの、GPSも出られるかどうかわからない程度のスケーターとか、ジュニア上がりの無名の選手とかではありません。
ポッと出のスケーターが、聴いてみて素敵な曲だから滑ってみました〜
というのとは、全然違うんです。
羽生くんは今や、フィギュアスケート界以外からも注目されている、世界規模のファンを抱えるメガスターです。
そんな相手から、過去の忘れたいものを突きつけられたら、それは…
嫌な感情をもってしまうこともあり得るのでは?
さらに、羽生くんが今回戻してきたのは。
羽生くんへの激辛採点が始まった原因のような、ヒストリカルレコードのプログラムです。
2015年GPFでの、330.43点。
後続を1割も引き離した圧倒的な実力。
どうにかしないと、他の選手に勝ち目は99.9%なくなるくらいの点差。
そこから始まった、羽生くんへの激辛採点…
その2015年のNHK杯からGPFまでの、「本当に素晴らしいものを見せてもらった、これを採点できたのは光栄なことだ」という、賛嘆を込めた採点はどこに?
……………
私の勝手な憶測です。
でも、羽生くんに激辛採点しているジャッジが、以前プルシェンコさんに、ウィアーさんに、羽生くん自身に、どういう採点をしていたのかは知りたいものですね。
過去の忘れたいもの…
そんなものは全くない、不正には一度も関わったことがないようなジャッジが、どのくらいいてくださるのでしょうか。
読んでくださってありがとうございました。