年の瀬ですね。

羽生くんのジェットコースターでふらふらになった一年でした。

望むところ…と言いたいけど、羽生くん本人のためにも、もう少し穏やかな日々になっていただきたく。

スケートの神様、どうぞ御加護を。



ところで、メディアの報道なのですが。

全日本終了後の、主にスポーツ新聞の取り上げ方について。

実は私、何も購入してないのですけど。

SPの翌日には、スポニチを買ったんですよ?

でも、フリーの翌日にはそんな気力がありませんでした。

EXの翌日も同様に。

何しろ、それでなくても、羽生くんの試合を報道しているときのスポニチさんは、早く売り切れるんですもの。

一度なんか、出かける夫についでに買ってきてと頼んだら、コンビニ5軒ハシゴして見つけたと言われたことがありまして。

あと、NHK杯の翌日には報知まで買いましたけど。
タイガースファンの私にとっては、報知と中日は一生ご縁がないものと思っていたのに。

でもまあ、とにかく羽生くんの勝利の報道は、羽生くんに好意的なスポーツ新聞で!

なのですが……………

うん、私の文章、なんか、煮え切らないなあ。

羽生くんがああいう負け方をしたあとに、スポーツ新聞を手に取る勇気がなかったんです。

勝者を讃えるものなら、それで良い。
羽生くんの健闘も讃えてくれるなら、なお良い。

でも、そうじゃなかったら?

羽生くんのファンの神経を逆撫でする言葉が含まれている可能性は?

スポニチのカメラマンさんたちは、羽生くんとそのファンに寄り添ってくれてます。
でも、スポニチさんの組織全部がそうだとは限らないし。

嫌な言葉は目にしたくない。

そして、できれば、少しでも信頼できる報道機関に見切りをつけるようなこともしたくない。

カメラマンさんたちが築いた「羽生ファンからの信頼と好感度」というスポニチの財産は、その信頼を裏切る言葉一つ、見出しだけでもヒビが入ります。

なんか、宇野くんのファンが、優勝したのに宇野くんより羽生くんの報道が多いとか、羽生くんが表紙の雑誌が多いとか、言っていたそうですが。

まあ、仕方ないことですね。

宇野くんのファンからの熱烈な要望に応えて売り上げアップしたところがもしあれば、真っ先に宇野くん賞賛の記事を書いていたはずですから。

羽生くんのファンは「羽生くんの美しい写真を撮ってくれるカメラマン」を憶えて、熱心に支持してきたのですから。

こんなことを言うのは何ですが、羽生くんはいわば釣り針につけられた餌です。

羽生くんの写真や記事、映像などでファンがごっそりと食いつくんです。
旨味たっぷりで、やめられないでしょう。

そしてそのカメラマンさんたちは、いつそれが終焉を迎えるかご存知です。

羽生くんが引退したら、もう、釣り針につけられる餌は用意できないんですから。

祭りのあと、いつまでも懐かしく思うようなときを今過ごしている。

だから、最後まで味方だと思いたい。

羽生くんのことを実際どう報道したか、あまり記憶にありません。

だから、最後まで味方だと思っておきます。
(裏切られたらそのとき見捨てます)

信頼は、築くのには年月がかかりますけど、壊すのは一瞬ですから。

羽生くんの経済効果の恩恵に与りたいなら、信頼を大切にして欲しいものですね。

読んでくださった方がいらっしゃるなら。

ありがとうございました。