どうも、日本のスケート連盟は、スターを作りたいらしいので。

ここで一つ教えて差し上げましょう。

「羽生結弦選手に学ぶ、メガスターの作り方」
(まるぽん流)

1   素材を厳選する

何も、容姿や体型がフィギュアスケートに向いているかどうかという話ではありません。家庭環境が整っているかなのです。
親が子に、感謝することの大切さを教えて、競技以外の学びを疎かにせず、他者の悪口を言わないということが大切です。
そういう家庭に育った子を選びましょう。

2   本人の資質を見極める

子は親を選べないものです。たとえ最悪な親に育てられたとしても、真っ直ぐ育つ子もいないわけではありません。
子本人の資質を見極めるのも大事ですね。
子自身が、感謝する気持ちを忘れずに、競技以外でもしっかりと学び、他者への悪口に関わらないのであれば、それで良いのです。

3   目標を最高のところに設定する

世の中、できなかったら恥ずかしいと思うのか、低い目標しか言わない人が大勢います。
それと同じ態度では、大衆の中に埋没するだけです。
世界中のトップアスリートを見て、尊敬する人、憧れる人を見つけ、そのようになりたいと努力できるかどうか。

4   苦手を放置しない

高難度ジャンプを下で回るとか。
SPの単独ジャンプはステップからと決められているのに、助走から跳ぶとか。
苦手なジャンプはジャッジから見えにくいところでチャチャッと跳ぶとか。
ファンは見ています。
あの人ちょっとズルくない?と少しでも思われたら、その時点でアウトです。
苦手には真摯に向き合いましょう。

5   ライバルへの敬意を表する

ライバルを蹴落とそうとか。
ライバルの失敗を望むとか。
ライバルの弱点をあげつらうとか。
ライバルに負けたら不貞腐れるとか。
ライバルの練習を妨害するとか。
ライバルを罵倒する自分のファンをニヤニヤしながら見ているとか。
全て🆖です。
ライバルの美点を話し、自分も見習いたいという態度をとれる人を「王者の資質がある」と言うのです。

6   競技以外への広い視野を持つ

試合に行く場所について、あらかじめ知識を持っておくとか。
災害があった地の、つらい思いをした人に寄り添うとか。
他国のマナーや慣習、挨拶や感謝の言葉を学ぶとか。
そういうことができる人は、感謝され尊敬されます。
また、フィギュアスケートに不可欠な音楽や、物語性のあるものならその主人公についてなど、歴史的背景も踏まえて理解することが、表現に繋がりますね。

……………

さて。

おわかりですか?

これだけのことをすれば、メガスターにできるかもしれませんよ。

項目を全部満たす逸材を見つけて、うまく育成できるようお祈り申し上げます。

そんな人間、いるわけないとは言わないでくださいね。

羽生結弦というメガスターは、こういう生き方をしてこられた方なのですから。

読んでくださった方がいらっしゃるなら。

ありがとうございました。