問題1 : ハスの葉があります。このハスの葉は1日経つと2倍に増えます。1日目、1枚。2日目、2枚。3日目、4枚…というように。30日目に池いっぱいになりました。この池にハスの葉が半分だった日は何日目でしょうか?
この問題は、私が中学生の頃に友人から出されたものです。
普通に考えたら、わかりますよね。
こういうクイズを息子たちが小さい頃から、わりとやってました。
他にも、もうちょっと難しい問題とかも。
問題2 : おもりが8個あります。そのうち、1個だけが他のものよりも少しだけ重いものです。天秤を2回だけ使って、その1個がどれなのか当ててください。
これは、3回使えば誰でもその1個を特定できます。2回だけというのが、難しいんです。
問題1の答えは、29日目です。29日目に、池半分だったハスの葉は、翌日2倍に増えて池いっぱいになりますよね。
問題2の答えは、最初に3個ずつを天秤にかけるとどれなのかわかります。
釣り合ったら、残り2個を天秤にかけます。2個のうち重いほうが答えです。
最初に傾いたら、重かったほうの3個のうち2個を天秤にかけます。釣り合ったら、残りの1個です。傾いたら、重かったほうのおもりが探していた答えです。
こういうのは、わかれば「ああ、そうか」と思うものでしょう?
でも、説明してもなかなか理解してもらえないときもあるんですよね。
合理的に考えれば、一度納得すれば他の考え方にはならないはずなんです。
でも、世の中には合理的な考え方をしない人がわりといるんですね。
賭け事とか、宝くじにはまってしまっている人も、そうです。(あ、耳が痛い方がいらっしゃるかしら?)
どちらも、賭け金から胴元の取り分を除いてから、賭けた人たちに分配されます。だからどうやっても、賭けた人が儲かる仕組みにはなってないんです。
もちろん、「自分はこの賭け事のゲームが好きだから、一か月のお小遣いをこれに使う」と言うなら、競馬でもパチンコでもやればいいと思います。
あるいは、「ボーナスが出たから夢を買おう」でジャンボ宝くじを買うのも、楽しいでしょうし。
ただ、そのどれも、「最終的に自分が儲かる仕組みにはなってない」のに、「一攫千金を狙ってやっている」ことが多いのが、気になるのです。
そういうものは、遊びの範囲で「自分が好きなことに使えるお小遣い」で楽しむくらいにしておかないと、依存症とかになることも考えられます。
ものごとを合理的に考えて判断する習慣をつけたほうがいいのかもしれませんね。
息子たちに言わせれば、宝くじに当選する確率はめちゃくちゃ低いそうですので…
(確率の計算の問題に出たことがあるらしい)
耳が痛い方も含めて。
読んでくださった方がいらっしゃるなら。
ありがとうこざいました。