フィギュアスケーターの人気  =  実力  +  魅力  +  不当に低かった評価  -  不正に高くもらった評価

ま〜た数式か?

……………と、思わずにおつきあいしてくださったら嬉しいのですが。

FaO I以外のアイスショーは今シーズン(そもそもTV放送あったの?)見てないのですが。

昨シーズンも、CWWとFaO Iしか見てないのですが。

それでも思うのは、スケーターの人気は実力と魅力だけではないのでは?ということです。

「本来得られるはずだった高い評価」をもらえなかったり、不当に低く貶められていたスケーターの人気が高いように思います。

それが偏向採点であれ、スケート連盟の態度であれ、メディアの報道であれ、ファンが「応援しているスケーターが不当に低く評価されている」と感じたら、応援エネルギーがより増していく…というような。

逆に、不正に高く評価されていた分はマイナスに働いてます。

それが偏向採点であれ、スケート連盟の態度であれ、メディアの報道であれ、「なんかあの人、私が感じたより持ち上げられているんじゃない?」と思うと、見たくなくなる…というような。

もう一年以上前になりますが。

私だけでなくて、他の羽生くんのファンの方たちも、平昌オリンピックで連覇したときに期待したと思うんですよね。

今度こそ、国を挙げて祝福‼️
って。

ソチオリンピックのときは、ね…
バンクーバーオリンピックの銀メダリストと銅メダリストが出場していて、「今度こそ金メダルを」と意気込んで、皆もそれを望んでいて、(と、思わされていて)でもそれが叶わなくて…
という感じだったから、遠慮モードだったように思います。

私は試合もアイスショーも現地に行って見ることは難しいので、羽生くんをどう応援していけばいいのか迷ってました。

TV放送で試合やアイスショーを見る。
DVD「覚醒の時」を買う。
スケート雑誌を買う。

そのくらいしかしてませんでした。

スマホに機種変して、ネットニュースを読めるようになって、応援ブログを読めるようになって、自分もコメントしたくてアメブロに登録して(息子にしてもらったのがほとんどだな、これ…)ようやく、様々な情報を得られるようになったんです。

ネットもアメブロも知らなかったときには、TVと新聞、雑誌からしか情報は手に入れられませんでした。

これ、今から考えると怖いですよね。
情報発信者が、どのくらい真実のままで報道してくれてましたか?

ボストン世界選手権のときには、ネットニュースを読むだけで、ファンの方たちのブログにはまだたどり着いてなかったので、一人でやきもきしてました。
あの報道についても、違和感があるのにその違和感がなんなのかわからず、戸惑ってました。

ちなみに当時の私の感想は、「羽生くんの曲かけ中なら羽生くんが優先やんか。それを邪魔されたら、怒って当然やろ。なんでこんなに、わざと邪魔なんてするわけないとか言っている人がいるねん。だいたい、羽生くんが悪く言われる理由がどこにもないのに、なんで叩かれているんや?わけわからへんわ」でした。

今でも思い出すとゾッとします。
どれだけ歪められた情報だったのか、気づかずに鵜呑みにしていたら……………

アメブロで様々な情報を得て、メディアの報道がどれだけ偏っているのか、スケート連盟の態度は、採点は…知れば知るほど、自国の金メダリストが不当に貶められていることがわかってくる…

それでもさすがに、オリンピック連覇したらもっと祝福ムードになってくれると期待したんです。

少なくとも、連覇を達成してからか、国民栄誉賞受賞した後か、そのどちらかのタイミングで特番くらいはあるだろうと。
これまでの試合映像を出すだけで、皆が見たがるような特番ができるのですから。

あるいは、覚醒の時のようなDVDが出るかもしれないと。DVDを売るためだとしたら、TV放送は控えめになっても仕方ないかな、なんて。

まさか、どちらもないなんて!

なんでやねん!

行き場がないエネルギーが、渦を巻いているようです。

それは他の羽生くんをファンも同じことなのでは?

試合もアイスショーも、現地に行ける人数は限られています。座席数より多くは入れませんから。

オリンピック連覇後、本来もっと国を挙げて祝福ムードになっていたら…毎週のように「羽生結弦連覇!」特番が放送されて、フジと朝日とNHKがそれぞれの試合映像でDVDを作って、どのメディアもこぞって羽生くんを賞賛していたら……………

ここまで応援エネルギーが貯め込まれることにならなかったかもしれない?

翁飴が話題になったりとか、もう、本当に、羽生くんのファンはエネルギーを持て余しているように思います。

そしてそれは、どうやっても、不正に高く評価されていたスケーターへの応援には向かいません。

同じように不当に低く評価されていたスケーターになら、多少は向くかもしれませんが。

それでも、「羽生結弦が連れてきた新しいファン」が、競技そのもののファンにはならないのではないかと誰もが思っているのは、不当に低く評価されている現状に嫌気がさしているからだという部分が大きいのではないでしょうか。

そして、「不当に低く評価されている」分、羽生くんへの応援エネルギーだけが増加していくのです…

読んでくださった方がいらっしゃるなら。

ありがとうこざいました。