労働問題です。
パートタイマーの既婚女性が多い職場ですね。
シフトを組むときなど、ぶつぶつ文句を言ってました。
当然ですが、パートさんたちは近隣の住民であることが多く、そうすると小学校の行事予定なども重なるわけです。
「この人数に一度に休まれるときつい」
ということも、しばしば。
さらに、本人や家族の病気や怪我、親戚の不幸などで急に休まれると、代わりの人の手配もしてました。
インフルエンザやノロウィルスが流行したときは、大変だったようです。
ですが、その様子を見ながら、私はこっそり考えてました。
急に休まれると困るとか、一度にたくさん休まれるのはきついとか…そもそも、休むことにそれぞれが罪悪感を感じないといけないみたいな職場って、どうなのよ?
夫も親戚の不幸とか、自分の病気などで休むことになると、電話をかけまくって「すみません」を連呼してました。
これってひょっとして、すぐに熱を出すような子どもがいると、かなりいづらい職場なんじゃないの?
人間誰しも、病気になるし怪我もするし、家族にもそういうことは起きます。
さらに、災害も事故も、あるいは犯罪に巻き込まれることも。
まして、本来皆から祝福されるべき結婚や出産で休むのに、職場に迷惑かけることを心配しながら休みを取らないといけないって…
おかしくありませんか?
もっと、人間何があるかわからないから、誰でもいつでもさっと休めるようにできないのでしょうか。
そして、自分以外の人がそうやって休んだときに、代わってあげて恩返しをする。
そのほうが、働きやすいのでは?
休むときに「すみません」と言うより、「助けてくださって、ありがとうこざいます」と言える職場のほうが、居心地良さそうなのですが。
男性にも出産育児休暇取得をという話もありますが。
それぞれの家庭の事情に合わせて、休みを取りやすい職場にしなければ、肩身の狭い思いをして「すみません」連呼しながら休暇を取ることになるのでは?
相身互いとか、困ったときはお互いさまとか、誰でも事情があるということを前提とした職場にして、助け合っているほうがいいと思うんです。
なかなか理想通りにはいかないでしょうけど。
でも、理想を「社員は全員いつも働いて休まない」という状態だと思い、休む人を白眼視するのではなくて。
「社員は全員いつでも何かあれば休めて、皆でそれを補い合う」ことを理想として掲げると、意識だけでも違うと思います。
……………まあ、あまり働きに出てないおばちゃんの、しょうもない理想論だと思っておいてください。
読んでくださった方がいらっしゃるなら。
ありがとうこざいました。