人が優越感を感じるのはどんなときなのでしょうか。

良い家柄に生まれついた、経済的に恵まれている、他者より優れている、羨ましがられる配偶者がいる…

色々あるでしょうが、「自分が感じる」というよりは「他人にそう思ってもらう」ことに重点を置いているように感じます。

人の集まりの中で「リーダーシップをとりたい」というのは、まだ、責任を果たす人ならありがたいことなのかもしれません。

しかし、単に「マウントをとりたい」とか「自慢したい」という人は、迷惑がられることが多いのではないでしょうか。

だいたい、優越感を感じたいということ自体が、本人が充実してないから「他人と比較して自分のほうが上にいる」ことにこだわっているのだとわかってしまうので、見てて恥ずかしく思うのです。

よく、「○○さえいなければ」という論理で、自分の優位を脅かす相手を蹴落とそうとする生き方をする人がいますが。

推理ものの漫画だったか…そうやって、ライバルを死に追いやる話が出てきたことがあるのですが。

その登場人物をバカじゃないの?と思って、読んでいたんです。

自分が努力して高みを目指すのでなければ、ライバルなんていくら蹴落としても次から次へと現れるんじゃないの?

誰も敵わないくらいに自分を高めてこそ、トップに立ったと言えるんじゃないの?

そんなこともわからない愚かな人間が、漫画の登場人物で良かった。実在されたら迷惑やわ。

……………
と思って読んだのですが。

実際、ライバルが現れるたびに蹴落とそうと、ご自身のファンを煽っている方がいらっしゃるようです。

ファンの方たちも、自分が応援してる選手に良く思われたいがために、高価なプレゼントをしたりライバルに罵声を浴びせたりしてるようで。

そうやって、贔屓の選手から特別なファンのように思ってもらうことで、ファン内でマウントしたり優越感に浸ったり。

なんか、もう、優越感を感じるためだけに必死ですね…哀れです。

優越感なんて何も感じなくても、充実した毎日を過ごしてるほうが幸せになれると思うのに。

と、感じる私は、「優越感より充実感のほうが上」だとマウントして、優越感に浸っているのでしょうか?

読んでくださった方がいらっしゃるなら。

ありがとうこざいました。