プロ野球選手の内で、現役引退後も生涯プロ野球に関わっていく人はどのくらいいるのでしょうか。
監督、コーチ、解説者、球団職員、スカウトマンくらいでしょうか。
他の人たちはどの道を歩んでいるのか…子どもの頃から「プロ野球選手になりたい!」と思って、その夢が叶った後に苦しい人生を送ってなければいいのですが。
清原和博さんは私と同学年です。
PL高校の快進撃も、ドラフトで指名されるときにジャイアンツと桑田真澄さんに裏切られた形になって涙していたのも、見ていました。
FAのときに、ジャイアンツではなくてタイガースに来てくれたら、その後の人生は違ったでしょうか。
プロ野球選手は引退した後の人生設計をどうしているのか…現役のときにどのくらいそれについて考えているのか…
華々しく活躍したことがある人ほど、地道に生活していくのは難しいかもしれません。
注目されるのが普通の状態というのが何年も続いた後なのですから。
それでも一軍で活躍した選手なら、ある程度貯蓄する余裕がある収入は得ていたはずです。
それがなくならない内に、セカンドキャリアについてじっくりと考えてみるのもありでしょう。
フィギュアスケートの選手は、アマチュアです。
引退後はスケートに関わっていくなら、プロスケーター、指導者、振り付け師のどれかをする人がほとんどです。中には、その全部を兼ねている人もいます。
解説者というのは、生計を立てていくには試合の数が少ないので、それだけというわけにはいかないでしょう。
フィギュアスケートはお金がかかる競技です。
アマチュアの選手としてお金がかかるので、引退したときに貯蓄や余裕があるような人は、ほとんどいないと思います。
選手生活してるときに、セカンドキャリアについて考えておいて、引退したらすぐにその道に進むことができるようにしておくのがベストではないでしょうか。
「ハーフハーフ」だった浅田真央さんは、競技に戻ってから「やりきった」と言って引退しました。
その後、サンクスツアーというアイスショーを自ら手がけています。
高橋大輔さんは「やりきっていないから」と競技に復帰しました。
では、やりきった後には、どういうセカンドキャリアを思い描いているのでしょうか?
どうも、ソチオリンピック後平昌オリンピックまでの間にしていたことを考えると、何をしていきたいのかよくわかりません。
それについてももう一度よく考えたいということなのでしょうか。
でも、高橋さんが羽生くんのことを賞賛しているのを、あまり聞いたことがありません。
高橋さんのファンの方たちも、羽生くんに対して酷い言動をしていますが、高橋さんがたしなめたような話は聞いたことがありません。
羽生くんの正しい技術を賞賛できない人が、指導者になれますか?
他人の成功を妬む人が、「そのスケーターの魅力を存分に伝える」ような振り付けができますか?
プロスケーターとしてやっていきたいのなら、現時点での現役復帰には何の意味があるのですか?
セカンドキャリアについて、ちゃんと考えておいて欲しいですね。
読んでくださった方がいらっしゃるなら。
ありがとうこざいました。