今朝も相変わらず、義母がスリスリと忍び寄ってくる音。
「〇〇さん、助けて。」
毎朝、あー、今日はどのパターンかな？
と、うんざりします
今日は、
「頭がぼーっとして、全然動かないんだけど、どうしたらいい？」
のパターンでした。
毎回、「人間の脳は、やる事がある時とか、実際に何かをした時とかに動き始めるので、やることも無くて、何もしないでゴロゴロしてる人の脳は、動きません。それが普通です。」と言います。
そして、帰ってくる返事は、いつも、
「じゃあ何すればいいの？」
「目も見えないし、フラフラするし」
義母は、内科の先生からも、メンタルの先生からも、理学療法士さんからも、ケアマネージャーさんからも、87歳とは思えないほど若い、と言われています。
なので、他の87歳よりは出来ることがたくさんあるはずなのですが、なにかと理由をつけて、何もしなくなりました。
うちの実家の母は、76歳にして腰も曲がり、脚も痛くて、87歳の義母よりずっと老けてヨボヨボですが、今でも仕事してます。働き者の母親です。
そりゃあ、嫁に頼めばなんでもやってくれるんだったら、そっちの方が楽に決まってる。
そして何もしなくなったから、ぼーっとして、頭がおかしくなるのも当たり前です。
そして、何となく頭がぼーっとし始めると、色々妄想が浮かんできて、胸が苦しくなったり、目が痛くなったりを始めて、病院へ連れて行ってと言います。
人間は真っ白な何も無い部屋に閉じ込められて、全く刺激のない状態が続くと、妄想を始めると聞いたことがあります。
義母の脳は、何も刺激がないと、妄想を始めて暇を潰しているんじゃないかと思います。
でもこちらは暇では無いので、とても困ります。
デイサービスも、週1回でも行きたくないと駄々こねるので、これを増やしても結局大変そうだしなぁ。
主人は実の息子なのに、ほぼ会話しません。
物心ついた時からそんな母親なので、ほぼ会話もしてないそうです。
子供の時から、母親に何かを相談したことは無いって。
すごいな。
義母はこんなに病院行きたがってるんだから、神様は、病気で苦しんでる人と交換してくれてもいいのに、って時々おもいます。
もちろん、ほんとに病気になったら、それはそれで大騒ぎなんでしょうけど