中3の6月、修学旅行終わってから全く学校へ行かなくなった次男。
理由を聴いても
「勉強したくないから!」


(高校生になってから、振り返って話してくれた内容では、変わり者の次男らしい、複雑な感情があったのですが)


なんとか学校行かせようとする私。


全く口もきかなくなり、部屋から出て来ない日々が続きました。ご飯もあまり食べなくなって、夜中、誰もいない時間にリビングで何かを食べているらしい。

全く気配も感じない日は、死んでるんじゃないかと心配で心配で、トイレに行ったかどうかの確認で、ドアが開いたらわかるように、ドアの上の方に付箋を貼ったりして安否確認してましたぐすん


私一人で、ジタバタして、担任の先生と面談したり、カウンセリングうけたり、本読んだり、ネットで調べたり。

毎日泣きながら旦那に相談してました。

 旦那もどうしていいか、全く分からず、怪我で自宅療養の為、朝になると、次男の部屋に行き、無言の次男に向かって学校へ行け、と優しく語りかける日々。

私は、パパが優しすぎるからあんな子になったんじゃないか?と、不満もありました。今振り返れば、そんな事関係ないんだけど。


スクールカウンセラーの先生は、毎回泣きながら次男の様子を話す私に、

大丈夫よー。高校生になればみんな、嘘みたいに変わるから。

と、ひたすら大丈夫、大丈夫と言ってくれてました。

でもあの頃の私は、

高校生になったら、って言われても、この状態で高校行けるわけない。受験なんて無理。あー、このまま引きこもりになるんだ、中卒だ。一生仕事もせず家にいるんだ。

それで、世の中を逆恨みして殺人したりするんだ。あー、そうなったら次男を殺して私も死ぬ!あー、でもそんな事したら残された長男と娘がかわいそう。


みたいな思考を毎日繰り返してましたえーん

とにかく、はやく解決しなくちゃ、何とか外に出さなくちゃ、このままじゃ大変なことになる!としか思えなかった。


この頃私は、通信制高校の資料請求を大量にしてます。そして、じゃんじゃん、電話が来たり、メールが来たりしてます。その中に、今通ってる学校は無かったけど。
でもまだ、本気で通信制高校に行くとは思ってなかったかも。

夏休みには、1校見学も行ったけど、全くピンと来なかったし、そのうち学校行くんじゃないか?って、まだ思ってました。
あー、だから、夏休みの宿題もやりました。私が。バカだったなぁ、私。
行き始めた時、やってなかったらかわいそう、なんて思って。
絵を書いたり、読書感想文書いたり、すごい必死だった。


話の通じない、自己中な義母の相手をしながら、不登校の次男を心配する日々。

何とかおかしくならずに済んだのは、長男と、ママ友と、私の姉、姉の家族のおかげです。

長男は普段とても優しいのですが、私を心配して、次男に色々言ってくれたり手紙を書いてくれたりしてました。とても苦労かけたと思う。


同じように不登校の息子を持つママ友とは、お互いの話しをしたり、他の心配してくれるママ友たちと飲み会したり。毎回とても気が軽くなりました。

姉と、姉のご主人と、姉の娘も、心配して様子を見に来てくれたり、声をかけてくれたり、買い物に連れ出してくれたり、ずっと見守ってくれました。
批判をせず、急かすこともせず、信じて待ってくれた。とても心強く感じました。


そんなこんなで私も、少しずつ次男を受け入れる気持ちになっていけたと思います。
周りの温かさがなかったら、ずーっと険悪なまま、今でも次男は引きこもっていたかもしれません。

心から感謝してます。