畑から

 

畑の菜の花が鮮やかな黄色い花をつけています。ここ真岡で周辺では桜が満開になりました。週末はまたも雨。しかも2日間連続でかなりの雨量でした。最近雨が多いなぁと思いつつも、雨の前にやりたい畑仕事(種蒔きや植え付けなど)は概ね終わっていました。そのため心穏やかに作物にとっては良いお湿りと思うことにしています。雨の日には遅れていたサツマイモの温湯消毒と芽出しの準備。47-48℃のお湯に40分間つけることで、その後の芽出しの際の腐り防止と発根が促進されます。一昨年、「サツマイモの基腐れ病」という流行り病が産地を中心に起こり、昨年のサツマイモ苗の価格が2倍に上がるということがおきました。今まで買った苗で済ませていたのですが、これはいい機会と昨年から苗の育成に取り組み、おかげさまで昨年は買った苗0本。経費の削減に繋がりました。今もまだ試行錯誤の部分はありますが、昨年の経験も踏まえて、温湯消毒まではスムーズに終了しました。今は温床に並べて湿度の高い状態をキープ。発根、催芽を待っている状況です。

 

メモ

 

閑話休題‥年度末あれこれ

この3月で今年度引き受けていた自治会の役員(班長)が先週末26日の「班長引継ぎ」をもって終了。コロナ禍の影響が残り、自治会活動も制限が多く、集まりも少ない比較的穏やかな班長活動でした。郊外と言われるどこの地域も同じかもしれませんが、自治会という組織、今のままのやり方に対しては疑問を感じています。集まってくる方は75歳を超えた方々。基本的に新しいことは何も始まらず、前例主義と多数決で何も改善されないまま、みんなが年を重ねていく・・・。という状態を転居以降13年間見てきました。残念ながら希望を感じません。下の世代の方と同居の家庭が大半なのに、多くの子ども世代の方は「忙しい」を理由に会議や地域の草刈りなどの行事にでて来ません。80歳を過ぎても参加して来るおじいさんを見ていると、威勢よく、気風のいい姿を見せていても、家庭では強く言えないのだなと感じて、なんだかかわいそうな気さえしてきます。できる限り改善案などを言いますが、前述した前例主義と多数決で却下。先のことや地域のことを考えている人なんてあまりいないのかもしれませんね。次の班長は10年後。10年後のこの地域はどうなっているのか・・・。もしかしたら、私が班を抜けているかもしれません。いや、お世話になっている方も大勢いるからそれも無理かな(笑)などと思いを巡らせています。この春から長女と長男はそれぞれ高校と中学に進学します。新しい生活が始まる不安と期待が入り混じったワクワク感が伝わってきて、希望いっぱいの様子で見ていて嬉しくなります。新しい生活に慣れてそれぞれの学校生活を楽しんでもらいたいと願うばかりです。