少し前、父が日本に帰る前の台湾での最後の日曜日、ようやくだんなさんの仕事が休みになって3人でドライブに出掛けました
それまでに父はだんなさんの友達のお父さんに連れられて主に台湾中南部、いろんなところに連れて行ってもらっていたのでどこに行こうか迷っていたら、父が「温泉に行きたい」とつぶやいたので、台中から一番近くて台湾四大温泉の1つ「關仔嶺温泉」に行くことに。(台湾四大温泉とは、北投温泉、陽明山温泉、四重渓温泉とここ關仔嶺温泉を言うそうです)
ちょうどこの時期、台風が接近したり、6月には珍しい大雨が続いたりの最悪な天気。
前日も「明日の予報は雨みたいだから天気次第で行くかどうか決めよう」ということになっていたけど、起きてみれば快晴
朝急いで支度をして出発
台南・白河までは高速を使って約3時間程度
「水火同源」という名所近くの噴水公園でちょっと休憩
でも噴水どころか・・・池の中の水がからっぽ
父は張り切って3階まで登って景色を眺めてましたが、
私は天井がすごく美しかったので一枚記念に。
「水火同源」
ここは枕頭山にあり、噴出す天然ガスで炎が燃えてるそうです。同時に岩壁から泉が湧き出ている珍しい光景です。
地元のおじさんらしき方曰く「昔はもっと火力が強かったけど、年々弱まりつつある」とのこと。
確かに想像していたよりも炎が弱い(写真でもわかりにくいですねぇ)
この水火同源には「麒麟伝説」もあるそうです。
枕頭山から下って行くと關仔嶺温泉郷があります。
調べたところによるとこの温泉地に不動明王が祭られているとのことで行ってみることに。
父の護本尊は不動明王らしく、これはお参りしないと
しかし、それらしきところは見つからず車を道路脇に止めて歩いて探し、ようやく見つけました。
立派なものを想像していたのでちょっと拍子抜け
「火王爺廟」
ここに不動明王が祭られてます。
少し離れたところから一枚。
看板は有るもののこれじゃなかなか気づかないはずです。
入り口にはちゃんと「不動明王」の文字が。
台北ナビさんの記事によると、「火爺王」は日本の九州から来た不動明王だそうです。そして、誰がいつここに運んできたかは調べられなかったとのこと。
謎ですねぇ~
この日はホントに暑くて、3人とも汗だく
車の中でお菓子を食べたり、父はもちろん用意していた缶ビールと柿の種
をつまんでいたのでお昼を過ぎてもお腹は減らず。
汗を流すために温泉へ
そもそもこの關仔嶺温泉は駐屯していた2人の日本人兵士が発見したそうです。
昭和好きのだんなさんにはもってこいの場所。ちょっとノスタルジックな雰囲気がただよってます。
SPAが併設してあるところに行きたかったけど、だんなさんが「ここがいい」と言って聞かず、台北ナビでも紹介されているこちらに
台湾の温泉は水着着用のところが多いけど、こちらは個室になっていて水着は不要。2時間200元とのこと。「妊娠中の方は一人じゃ入らないで下さい」と注意書きがしてあったので、だんなさんと同室で。きっと泥温泉で少しヌルっとするため滑りやすいんでしょうね。
このホテル?内の様子は台北ナビのこちらの記事をご覧下さいhttp://www.taipeinavi.com/play/410/
2時間ゆっくり温泉に入ってリフレッシュ
父も満足のご様子で良かった良かった。
ここ電車やバスで行くには不便なところにあります・・・