
私は九份には何度も行った事があるけど、だんなさんは20年ぶりくらいらしい。
(と言っても私も一番最近行ったのは2年くらい前になりますが・・・)色々検索していると、とても便利なサイトを発見

それがこちら「驚艶水金丸」
PCサイトはこちら

九份エリアの地図やレストラン観光スポットの情報が満載

そして、なにより便利なのはIphoneの無料アプリもあること。
このアプリをダウンロードすれば荷物になるガイドブックや地図が不要に。
もちろん日本語対応。早速ダウンロードしちゃいましたよ。
今回はこのアプリを利用してのお出かけです

夜が明ける前に台中を出発して瑞芳駅に着いた時は8時ごろ。
ちょうど駅の旅客中心(ビジターセンター)が空いた時間だったので中を覗いて見ると、タッチパネル式の観光案内がありました。


こちらも日本語、英語、ハングル・・・と言語が選べて画面をタッチするだけでいろんな情報が分かるのでとても便利。
画面がきれいだし分かりやすくて使いやすいので駅に立ち寄った際はぜひ活用してみてください。


九份への入り口はセブンイレブンが目印。


入り口付近の案内板にもQRコードがあるのでかざして情報をゲット


この基山街は九份を代表する老街の1つだそうです。今から100年以上前にできたそうです。こういう古い街並みを見るとなんだかほっとします。
九份名物と言えば「芋圓」芋だんごのことです。
私はこれが大好き

「賴阿婆芋圓」


創業から現在も手作りを通しているお店。ここはいつ来てもお客さんがたくさん。

タロイモ、ゴマ、ヨモギ、サツマイモ…欲張りなので私は「綜合口味」温かいものにしました。

芋だんご以外に紅豆、緑豆もトッピングされこれで40元。
モチモチした(QQ)だんごがたっぷり。いつ食べても美味しい

とっても優しい味。これを嫌いな人がいるんだろうか

甘いものを食べた後は魚だんごを食べに「九份張記傳統魚丸」


鱈やイカのすり身のだんごスープです。「綜合魚丸湯」40元
スープはあっさり塩味。一見薄そうな感じだけど、しっかり味がついてました。
魚の臭さもなくて美味しいです

だんごの中にはお肉がたっぷり詰まっています。熱々なのでヤケド注意です

お腹がいっぱいになったので、アプリの方向ガイドに従って基山街をずーーと歩いてみると
景色が一望できる場所がありました。

そこからまた数分歩いたところに「金山岩」という廟があります。

実は何度も九份に行ったけど今までこんな廟があるとは知らなかったデス。


アプリからの情報・・・この廟が建立された年代や歴史など詳しく説明されてます。
岩をうまく利用して神様が祭られてます。

小さくて目立たないけど台風や大雨でこの周りの建物が崩れてもここだけは影響が及ばなかったらしいです。
そう聞くとやはりお参りはしないと…
目の前には休憩場もあって景色も一望できます。
あいにくの天気だったので景色はイマイチ・・・晴れていたらもっと良かったのに

九份にはたくさんのお店があっていつも目移りしちゃいます。
下駄屋さん


既製品のものも売ってるけど時間のある人は鼻緒の色や柄、下駄の高さなどオーダーすれば作ってもらえます。(その時の画像は壊れたパソコンに保存していてご紹介できないのが残念

懐かしさ満載のおもちゃのお店なんかもあります。


こちらは「九份茶坊」というお店。
単にお茶を飲むだけでなく、アートギャラリーも併設してます。




お店は通りのにぎやかさとは打って変って静か。ゆっくりアートを鑑賞したり、景色を眺めながらお茶をいただいたり、もちろん購入もできるそうですよ。
台湾シルクのお店もたくさん。


チャイナテイストのものって華やかで可愛い

このクマ


ここがよくガイドブックでも紹介されてるところ。
この階段を登ったところに九份小学校があります。
2010年に設立100年を迎えた歴史のある小学校だそうです。

そして階段の中腹にも旅客中心(ガイドセンター)があります。

お店選びで迷ったらここに来て案内ガイドで検索するのもいいと思います。


少し歩きつかれたのでお茶をすることに。
ガイドセンターの近くのお茶屋さん「芋仔蕃薯茶坊」
入り口が洞窟になってます。

店内はレトロな雰囲気。木彫りの像や壷がたくさん。


「ここが一番景色がきれいに見えるわよ

メニューも木の板に書かれています。

システムはお茶葉をチョイス。お湯が一人100元。お湯はなくなればいただけます。
どれにしようか迷ってるとだんなさんが「普耳茶」(プアール茶)を注文。プアール茶はちょっとクセがあるお茶だけど私は好き

お店の小姐がデモンストレーションをしてくれます。お茶請けは茶梅と大根チップス。余った茶葉は持って帰ってOKです。


お茶屋さんからの景色。曇ってるけど亀島が見えます。のんびり景色を見ながら美味しいお茶をいただきました。
ゆっくり休憩した後、九份からまた少し山道を登って「金瓜石」に行きました。
それを越えてさらに進んでいくと「勧済堂」があります。


ここには東南アジア最大の関聖帝君の銅像が祭られてるそうです。
「黄金博物館エリア」

とても広い敷地は黄金博物館、本山五鉱、錬金楼、環境館、太子賓館、生活美学体験坊に分かれています。
黄金博物館は、19世紀に金の採掘で栄えた金瓜石金鉱山の記念館です。

日本統治時代に建てられた「太子賓館」は2棟あり、1棟は平渓郷の菁桐にあり、もう1棟はここ金瓜石にあります。
これは当時、来台視察にいらっしゃる皇太子(昭和天皇)を接待するために、日本鉱業株式会社によって建てられたそうです。


音声ガイドもありますよ。
九份から台北方面へ降る途中にある「金山寺」という九份で長い歴史を持つお寺です。


このお寺も初めて行きました。
現在は仏道修行の道場になっているそうです。
以前と変わらないけれど、建物や街並みに隠されてる時代背景や歴史を知るとすごく面白い。
驚艶水金丸のサイトを通して初めて知ることもたくさんあって今までとは違った九份の旅でした。
台湾は古いものと新しいものが入り混じっていてすごく魅力があるとこだなぁと改めて感じちゃいました。
まだまだたくさん見所があるので、一度行った人でも何度も楽しめる場所だと思います。
夜になるとまた違った雰囲気にもなるので、今度は夜行ってみたいな~

また、アクセスもすごく便利になってるし、今は旅行客用の無料バスもあります。


このバスが無料バス。バスの本数も結構あります。
言葉が通じないとお店探しや交通情報が不安だけど、日本語対応もバッチリ

瑞芳駅や九份旅客中心(ビジターセンター)には日本語を話せる方もいらっしゃるので安心です。


九份旅客中心にもタッチパネル式の案内があります。
色々プランを考えるのが面倒な人にとっては、ツアースケジュールも載っているのでそちらを参考にすれば良いと思います


この地域はすべて新北市の観光局の提供する無料WiFi無線のネットワークを使うことができますよ。
だからいつでも携帯電話でガイドをダウンロードもしくは、水金九のPDAウェブサイトにアクセスできるんです。
これはホントに便利ですよね


http://pda.ntpcsjj.tw/SJJ/pda/index.do?language_pda=JP&i18n=ja_JP
交通情報(駐車場情報)なども載っていてとっても便利で助かりました

九份に行く際はぜひサイトをチェックしてみてくださいね

