先日、なんの下調べもしないまま急遽宣蘭までのドライブが決まり、またも行き当たりばったりのお出かけ。
結論から言って「旅の下調べは入念に」です。
台中を6時半ごろ出発し、途中のサービスエリアで夕飯と休憩を取りながら宣蘭に着いたのは9時半過ぎ。
夏休みだし、土曜の夜ということもあってどこのMOTELも満室。
で調べては空室状況を聞き、ようやく止まれる場所を確保。
翌朝、どこに行こうか調べて、時間もあまりないから欲張らずに「設治記念館」と「頭城城堡咖啡館」には行こう。海に面してるから美味しい海鮮が食べれたらいいねそれから、葱が有名だから葱油餅も食べたーーい
なーんて話しながら、出発(この時はだんなさんともいい感じだったんです・・・)
MOTELから10分もしないうちに目的地の1つ「設治記念館」に到着。
ここは日本統治時代の政府機関で、台湾と日本のつながりを知ることができる場所だそうで、ワクワクしながら駐車場から歩いていくと・・・
「あれ?」門が閉まってる・・・
横に「毎週月曜日と月の最後の日曜日が休館です」
がーーーん 今日はその最後の日曜日じゃないですか。
結局中には入れず。塀越しにちらっと覗き込んで終わり。
塀越しに覗き込んで記念に一枚。
「ちゃんとホームページ観て確認したん?」とだんなさんと気まずいムードに・・・
気を取り直して「頭城城堡咖啡館」に行くことに。
台湾ではおなじみのMr.Brown
このおじさんです。
この台湾のコーヒーメーカーが数年前に宣蘭に建てたお城なんです。
しかし・・・
カーナビに住所を入れても見つからない
若干だんなさんがイライラしてきました。
なんとかなだめてその付近まで行こうってことになって出発することに。
海岸沿いをドライブしてるとサーフィン大会が開催されてるらしく、サーファーがたくさんいました。
海岸を眺めながら必死でお城への道を調べるとどうやら、今走ってる海岸沿いにこのコーヒーショップがあって、その近くの細い山道を登るとお城があるということがわかり、車を走らせると・・・
ありました~
「頭城城堡咖啡館」
山の中なのでカーナビで住所検索しても見つからないわけです。
でもすごい数の車。もちろん、山道をバイクに乗ってくる人も少なくないです。
こんなにたくさん人が集まる場所だから面白い場所に違いない
ワクワクしながら行くと・・・
中はコーヒーショップがあるだけ・・・
後は景色を眺めるのみ。
こ、これだけ?
市内にあるコーヒーショップとの違いはお城ってことだけ・・・
正直がっかりです
それでもお城の屋上からの景色はサイコー
ここまで来たんだからコーヒーでも飲もうかと思いレジに並んで季節限定の「拉茶咖啡法楽皮」を注文すると・・・
「没有」
わが耳を疑い「什麼?」
早口でわからず・・・だんなさんが「売り切れだって」と一言。
はぁ~??
季節限定商品で店内にデカデカとポスターが貼ってあるのに売り切れですって・・・
仕方ないから別のものを注文。
だんなさんはこういう飲み物が好きじゃないので私が一杯だけ注文したんだけど・・・
受け取るまでに30分以上待たされる、待たされる・・・
なんか、回転率わるーーい。
一杯の飲み物にここまで待たされると私もだんなさんもイライラ
ドリンクだけのお客さんと食事するお客さんで分ければいいのに、オーダーが入った順番にやってるから食べ物が出来上がるまで次に進まない。
そしてこの時だんなさんは、Facebookに
「今宣蘭の頭城城堡咖啡館に居るけどあぁぁつまんない。観光客も多いし・・・自分はこういうところは向いてない」と書き込んでおりました。
(このくらいの中文なら発音はできなくても意味はわかんるだい!)
それを見て私もイライラ度がMAXに
「夏休みなんだから、どこに出かけたって人はいっぱいなの。観光地なんだから仕方ないでしょ。そんなにつまんないならもう帰ろう。次行く場所だって決まってないし・・・」
と結局喧嘩になってそのまま台中に戻ることに・・・
もちろん、新鮮な海の幸、葱油餅は食べず終い
帰りは台北経由ではなく(台北は道が混んでるからという理由で)山道(太平山から梨山)を超えて帰ることに。
山道のくねくねカーブに久しぶりの車酔い
疲労感たっぷりの初めての宣蘭の旅。
もう当分お出かけはしないぞと誓ったのでした
「宣蘭設治記念館」
住所:宣蘭市舊城南路力行3巷3號
TEL:03-932-6664
HP:http://memorial.ilccb.gov.tw/
「頭城城堡咖啡館」
住所:宣蘭縣頭城鎮外澳里8鄰石空路95號
TEL:0924-020--88
HP:http://www.mrbrown.com.tw/b2.aspx?City=%u5b9c%u862d%u7e23&Area