病院で毎日1万歩以上歩いていたけど

退院した翌日。
外を歩いたら階段も軽い坂道すら歩けないから
スタート。

1か月経った今はジャンジャン歩けてます。

 

蠕動運動の筋肉もなくなったので
腹式呼吸や運動時の筋肉が動く感覚がありません。
ただもともと大腸が強大化して、押しつぶされていたので
蠕動運動の筋肉は
ほぼ機能してなかったのであまり変わらないけどね笑



部屋から30秒のところに小さな公園があります。




そこで一人の小っちゃいおばあちゃんと
かわいいワンちゃんに会いました。

でねそのおばあちゃん、
ラケットやボール投げ捨てられてるのゴミ拾いして
急な階段昇り降りしてる。

 

鉄棒
一番高いとこにぶら下がったり懸垂してる

 

桜の木の下の周り

ずっと後ろ向きで歩いてる

 

気になって思わず声をかけてしまいました←おせっかい癖が笑
【大丈夫ですか?】


おばあちゃんは黙って笑って

これは桜の木
もうじき見事な桜が咲くよと。

 




それから私のことを聞いてきてお話しした後、
なんとおばあちゃんももともと北海道の方でした。


脳梗塞を3回患い

3回目はもう日常生活に戻ることはできないと言われたこと。


75歳の時、暖かいところへ行こうと

ご主人に説得され、幼いころ過ごした関東のこの町へ移住

鶏、ヤギを飼い、畑をはじめ
北海道で辛かった嫁ぎ先の親・兄弟のしがらみを離れ

体は回復。

日常生活ができるようになったこと

 

旦那様亡き後は、年老いたワンちゃんを引き取り
今は散歩が趣味でこの公園に来て2年になること

 

おばあちゃんも余命宣告を受けたことがあるそうです。

そして

【人生は1分先わからない。でも見えないからこそ進むの。

自分なりの訓練だけど、後ろで歩くと進むことができるのよ】
 


それから私は公園でおばあちゃんと会うのが楽しみになりました。



3月中旬
桜は満開に。




 

そして4月に入りおばあちゃんとは時間帯がすれ違い
会えなくなりました。


今日で私は今のアパートを引き払います。
どうしても会いたくておばあちゃんが来る6時25分より前に
5時50分から公園へ。
すれ違わないように。

ありがとうが言いたくて。


6時40分

おばあちゃんは来ません。

 

おばあちゃんとの思い出を振り返りました。

 

初めて話した桜の木
今日は半分くらい桜は散ってしまいましたが。



鉄棒

 

 


私も立ってみました。
155センチの背より高い

おばあちゃんは125センチ
よく懸垂できたよな-





鉄棒握ってみました。
初めて来たときは棒を握る力すら失っていましたが
今はしっかり握れます。







その時おばあちゃんが現れました。

神様はやはりめぐり逢わせてくれるのですね


私は今までの思いを書いたメッセージのお手紙を
渡しました。


おばあちゃんは一瞬びっくりしてましたが


【ありがとうね。
でもね、貴方とはまた逢える気がするの。
そんな気がしてならないの。
また、会いましょうね】

そう可愛く笑っていました



わずか1か月

生きる姿を見せてもらいました。
かわいいワンちゃんも優しい顔でおばあちゃんを見守ってます

 

 



おばあちゃんが来る前、桜の木の隙間から朝日が差し

きれいだった。

 

 

 

 


桜の公園のおばあちゃん
私もまた逢える気がしてきたよ。

おばあちゃんのこと忘れないよ

ありがとう