宇都宮市で女性の健康をナビゲートする鍼灸マッサージ治療院 まんまる堂です。
生理不順 ・ 生理痛 ・ 不妊 ・ 妊活 ・ 妊娠期 ・ 産後 ・ 更年期以降をサポートします。
今日のブログは、天に向かってつばを吐く・・・な感じの内容になっております。
「おまえもな！」と突っ込んでいただいてOKです
でも、患者様が何か考えるきっかけになると嬉しいです。
「放っておくとどんどん衰えていくってわかっているのに、なんで対策しないの？」
これ、研修などで「身体を鍛えて直そう」系のお仕事をしている方と話すとよく出てくる話。
いわゆるトレーニング系の方から出てくる言葉です。
まんまる堂自身も40代後半から自分の筋肉がどんどん落ちていっているの気がついてます。
放っておいて良くなる？
まんまる堂の場合。
分のお尻や太ももの筋肉が落ちてきているのに気づいたのが47歳。
鍼灸学校では、老化が原因のOA（変形性の関節症）の病態などをさんざん勉強していました。
老化が原因ということは、放っておけば今日より明日のほうが歳とってるわけですから、勝手に良くなる可能性はかなり低いんですよね。
黙ってて、筋肉量が回復することはないんですよ、残念ながら・・・。
減っていくだけです。
せめて「少しでも筋肉が衰える速さを落としたい」「できるだけ維持できれば」くらいの気持ちで始めたのが、今の治療院ヨガ。
当時インストラクターの資格を取り立ての陽子先生に
「え？ここでやればいいじゃん？ここでやってよ。通いじゃ100％行かなくなるから」
という自分勝手な理由で、週１で始めていただいたんです。
まんまる堂の場合ですね。
医療的な知識もあるので、このまま何もしないで放っておいたらどうなるか？
どうなる可能性が高いか・・・わかってるんですよ。
通っていた鍼灸学校は、同じ建物の中に内科や漢方内科、皮膚科や整形外科があって、そこからの患者様が鍼灸学校の卒後研修のための治療所に送り込まれてきていました。
そこでは、性別・年代ごとに主訴が何だったかをまとめていて、女性の40代からこういう症状が増えるとか、50代になるとこっちの主訴が急に増えてくる・・・とか見ていたんですよ。
当時40代半ばでしたが、これから先、何もしないと自分は「こういう経過をたどって衰えていって、いずれこうなるだろうな」という予想ができたんです。
（太っているから、リスクがそうじゃない人より多めなので余計怖い！）
ここ質問です。
これって・・・放っておいても、大丈夫だと思いますか？
これを読んでくださったほとんどの方が
「大丈夫じゃない」とお答えになると思います。
じゃあ・・・・対策、しなくちゃですよね？
じゃあ、どうする？
まんまる堂は、患者様とお話するときによく身体を「車」に見立てて話をします。
～30代前半くらいまでは、新車なんですよ。
イメージ的には新車を買って、最初の車検くらいまでかな？
特に何もしなくても走れる。
若い時はそもそも基本的な体力もあるから、何もしなくてもなんとかなっているというのと同じ。
でも！
古くなっていくといろいろこまめにメンテしなけりゃ、あちこちトラブルが起きてきますよね。
何年もまともに動かさずに放置したらエンジンがかからなくなるように、ずっと動かしていない身体はどんどん動かなくなっていきます。
きちんと動かして、きちんとメンテしていれば、意外と車も長く使えるじゃないですか？
身体もです。
1台の軽自動車を23年、メンテでなんとかしていたまんまる堂。
（メンテしたのは、我が家の旦那さんですが（笑））
こまめにメンテしてくれたので、23年間大きなトラブルはなし。
メンテの大切さは、よ～～～くわかっています。
まんまる堂は、歳を取ってからの身体のメンテは大きく3つだと思っています。
- 生活習慣を整える
- 運動する
- ケアをする
この3本柱。
これを「適度」にきちんとやっていると、いろいろな症状が出づらくなる可能性が高いだろうと考えます。
わかっちゃいるけど、やらんのよね
まぁですね、このへんは日本である程度の教育を受けていれば大体の方が予想がつく話。
ですが、やらない。
放っておくと、早晩あちこち痛くなることは明らかなのに。
まぁ、やったからといって必ずそうならないという保証もないけど、でもやったほうがいいのはわかるのにやらない。
転ばぬ先の杖をつかないわけです。
なんで？？？
これ、最近自分にすごく問いかけています。
やりゃいいんですよ、つべこべ言わずに。
ウォーキングでも水泳でも筋トレでも・・・・。
「なんでやらないの？」
これを「身体を動かすのが仕事の人」が、いろいろな症状がある、症状が出そうなのに動かない人たちに対してそう思うのは、まぁ、そうだろうな、と。
でも、いくら言っても、言われたことに納得していても！ なぜか動かないのですよ。
なんでだ？
（これが、自分への問いかけです）
パッと思い回答は、こんな感じ。
- めんどうくさい
- 着替えるのいやだ
- しかるべき場所に行ってやりたい
- 疲れる
- そうは言っても今はうごいてるじゃん
- まだ大丈夫なんじゃね？
- 若い頃運動してたし～
- 時間がない
- 仕事いそがしい
- もっと優先してやるべきことがある（ような気がしてる）
結構でてきたな
さぁ、これ！
将来、ほぼ確実に腰やら、膝やら、股関節やらが痛くなって動けなくなっていくことがわかっていてもやらない理由になるのか？
そこをいまめっちゃ自分に問いかけてます、まんまる堂。
いろいろな患者様の訴える「痛み」に関する言葉を日々聞いている、そんな環境にいて、なお動けない、動かないのはなんでなんだ、自分？と。
とりあえず考えよう・・・
こんな仕事をしていてなんですが・・・まんまる堂。
ぶっちゃけ書くと親の面倒ってみたくありません。
まんまる堂、親との関係は良好でお互い言いたいことを言うので、本人にも「できるだけ動き続けられるようきちんと努力して」と伝えてます。
そして、自分の子供にもできたら面倒はかけたくない。
「子供なんだから将来は親の面倒を見るべき」という考えはありません。
ありませんが、結局はそうなってしまう可能性があるわけです。
親の面倒を見るような世代（今のまんまる堂くらいの年齢層）って、なんだったら自分の身体にもいろいろな衰えがでてきて、仕事もそこそこに忙しい世代。
そこで、子どもたちに自分の時間を削ってまでなんとしかしろ、当たり前だろ、とは思えないんですよね。
偉そうなことを書きましたが、じゃあ、そうさせないための努力はしてるのか？
「や、やってないのよね」が答えです。
まんまる堂の母。
やっていたんですよ。
彼女もかつて病院の中のリハビリ室に勤務していたこともあり、将来自分の身体がどうなっていくか想像がついてたんですね。
50代からにわかに日常の中に運動を取り入れていました。
それを知っていて、かつ、できるだけ子どもたちに面倒をかけないようにしてくれていたので、その母がヘルプ要請してくるということは、自分ではどうしようもないんだね、と思える。
だからこそ、「はい、喜んで！」とは言わないですが、「しゃーないなぁ～」と思える。
運動もせず、な～んも努力してない親の「尻拭い」的な感じだったら・・・。
もっと嫌だっただろうなぁと思うのです。
ここまで書いてもすぐに動き出せないでいるまんまる堂。
「なぜだ？」
これを考えてます。
同じく動いていない患者様。
みなさまが動き出せない理由はなんですか？？？
まずはとりあえず考えてみてください。
それは「どうにもできないような理由」ですか？
そして。
わかっていても動けてないまんまる堂が自分をめっちゃ高い棚に上げて、どうすればいいのかを書いておきますね。
まずは考えて、と書いたけど・・・
「考えてても何も変わらない。」
「つべこべ言わずにとにかく動け！動き出せ！」
です。
老後に向けて「貯金」もめっちゃ大事。
でもお金がいくらあってもベッドの上から動けないとちょっと悲しい・・・。
歳をとるごとに「健康」が財産だと感じます。
そのためには40代後半からは、「貯筋」推奨しています！！
転ばぬ先の杖・・・！！
ホントの杖をつかなくて良いように！
運動、一緒に頑張りましょう～！！！