ワタシは癌と戦いません | いつかのいい日のために 

いつかのいい日のために 

2008年10月、卵巣癌という気づきのチャンスを与えられてから3年
今、たくさんのキャンサーギフト(癌からの贈り物)を貰っていたことに感謝しています。
これからは【まんまるっこ天使】に手伝ってもらいながら返謝の気持ちを伝えていこうと思います 2012.3

ずっと違和感を感じていました。


何かが違うと思っていました。


しっくりこないものを感じていました。


文字にしていても


言葉に発していても


自分がホントにおもってることじゃない


癌と告知された直後から


人から言われ


自分自身も口にしてきた


「癌をやっつけましょう」


「癌に負けなように頑張りましょう」


「癌と負けないように闘いましょう」


これらの言葉


この中に使っていたこの言葉


闘う・・・戦う・・・という言葉


ワタシが違和感を感じていたのは


この言葉だったのです。


【闘病】という言葉が嫌いでした。


なぜ嫌いなのか?を分析しようとしても


自分で納得できる答えを出すことができないまま


嫌だとおもいながらも


この場所でも使ったこともありました。


そんなワタシにようやく転機が訪れました。


今回の3度目の再発です。


再発と同時に引き寄せられたさまざま出来事で


沢山の気づきをもらいました。


今もそれが続いていて


ひと月前の治療したことが他人事ように


心が元気で


ワクワクした日々を過ごしています。


そして


今、はっきりと口にできる


今、自信をもって口にすることができる


それが今日のタイトル


【ワタシは癌と戦いません】・・・・・です。



ワタシは癌のおかげで3年まえには想像も出来なかった


夢のような今を過ごしています。


出逢うことのなかった方達と出逢っています。


シアワセな今を感じています。


これらは、まぎれもなく


癌になったおかげです。


心からそう感じているのに


一方で癌はやっつけるものだ!!


そんな戦闘モードになれなかったのでした。


抗がん剤も同様でした。


抗がん剤のおかげでその都度復活して


生存させてもらっているのに


そのことから目をそむけて


毎回抗がん剤のことを悪者にしてきました。


抗がん剤の副作用で苦しんだ・・という部分だけで


抗がん剤に対して、恩をあだで返していたのです。


心から抗がん剤に


「今まで手助けしてくれてありがとう」・・・って言えた時


とても楽になりました。


この先、抗がん剤にお世話になることがあったら


「今度も、癌細胞だけに効いてね・・」って


お願いすると思います。


まっ そのまえに癌細胞さんには


そろそろさよならしたいと思っているので


「白血球さん、癌細胞さんを包み込んで消して下さいね・・」って


元の元気な状態の自分に戻れるように


自分にとって良いと思うことをやっていこうと思っているので


それを試すチャンスは来ないかもしれませんが・・・・(^_-)-☆




Ai Kotoba wa Egao 


笑顔が一番だとますます思っているちこママです(^_^)