キャンサーギフト(がんからの贈り物) | いつかのいい日のために 

いつかのいい日のために 

2008年10月、卵巣癌という気づきのチャンスを与えられてから3年
今、たくさんのキャンサーギフト(癌からの贈り物)を貰っていたことに感謝しています。
これからは【まんまるっこ天使】に手伝ってもらいながら返謝の気持ちを伝えていこうと思います 2012.3


今 ここでこの場所で

このタイトルが浮かんで

つぶやける自分がとても嬉しく

もちろん悟ったわけでもなく

でも

今 自分で信じられないくらい

穏やかな気持ちで居る自分を

感じています。

長女ちゃんに言われた言葉を思い出しました

お母さんって家にこもってても

治療で病院に入院してても

よくそんなにネタが作れるねぇ~

今回 まさしくその言葉通りでした

出来ることなら避けたい

抗がん剤治療のこの場所でもらった

キャンサーギフト=がんからの贈り物

担当の階が変わったにも関わらす

顔を出して下さった薬剤師のFさん

明日休みだからと

「画伯」と言いながら帰りに顔をのぞいて下さった

ちこママ作品ファンの主任看護師さん

お部屋で一緒になった患者さんも

食堂でお話しした患者さんも

一期一会という言葉を

あらためて感じた出逢いで時間でした

これらは

まさしく

キャンサーギフト

がんになってもらった出逢い

がんからの贈り物だと感じています

喉・口の中の乾きにむかつきはあります

けれど、それでも

こんな気持ちで居られる

感じられることが

ただ嬉しいです

入院直前に教えてもらった

楽しい・嬉しい・美味しい

この免疫力をあげるという言葉を

感じられたことは

この先の大きな力になり

希望の光になってくれると思います

そんな贈り物を頂いた入院生活でした

世の中捨てたもんじゃない

人間やわじゃない

この言葉を今辛い中に居る人に

心から届けたいそんな気分です


いつかのいい日のために-110630_2008~010001.jpg

同部屋のMさんとお話ししてるうちに

11月出産予定のお嫁さんの安産を想いながら

こんなお地蔵さん親子を描きました

とても喜んで頂いて

あとで見せて頂いたお嫁さんのお顔が

この絵にそっくりでその場に居た次女もびっくり

これもご縁だなぁ~

がんからの贈り物のほっこり地蔵さんの

お福分けかなぁ~なんて思いながら

自分の為にもう一枚描きました

この絵をみていて

長女を授かった時を思いだしました

今私はがんだけど

命を繋ぐ役割をひとつ果たせてたんだなぁ~って

退院して元気になったら

やりたいことがいっぱいです

長い呟きになってしまいました

お付き合い下さった方

ありがとうございます