学法さんのブログで何度も目にする言葉で
ほっこり地蔵のポストカードにも使わせてもらっています
一日一生
今日一日が自分の最後かもしれません
一日一日を今日限りの命を思い
大切に生きていきたいものです
あることから、改めてこの言葉を自分のこととして
感慨深く思ったことがありました。
息子くんと、皆勤賞の話になったときのこと
「中学の時、一年の時は4月にいとこの結婚式で休んで
二年の時は終業式に熱だして
三年の時は、お母さんとの船の上の食事会で休んだし・・・」
“お母さんとの船の上・・・・・・”
そうなんです! 抗がん治療の前日に
次女がバイトしていた某ホテルの船上ランチを予約して
2時間の外出許可をもらい
義父も一緒に家族全員の食事会をセッティングしたのでした。
ワタシと義父以外のスケジュールを合わせるのは
結構大変なことで、ワタシの体調も含めて
ギリギリまでどうなるかわからない状況でした。
その時、中三の受験生である息子くんに言った言葉が
「これから先、家族揃って食事できるかどうかわからないんだから・・・」
今では、皆勤賞を逃した要因のひとつとして
笑いながら話したあの食事会
思えば、あの時はすべてのことに対して
最後かもしれない・・・・・・
そんな想いが根底にあったような気がします。
生きていても、ベッドの上での生活かもしれない
揃って食事会しても好きなものを食べられない状態かも・・・
今だから客観的に振り返ることのできるあの時
一見前向きでポジティブな言葉ばかり
発していたかのようなあの頃だったけれど
今日が最後なのかもしれない
そう思って日々を過ごしていた自分に気付きました。
最近になって、入院中の日記やつぶやきを
アップしていこうかなぁ~って思うことがあります。
今のワタシ=元気に復活できたワタシだからこそ
1年前・1年半前の想いをつぶやくことが
誰かの役にたつんじゃないか・・・・
そう思えてきたのです。
ひとりで行きたいところに行けなくなるかもしれない
そう思って退院一か月後にふらりとひとりで出掛けた京都
実家より先に足を運んだ大分の大法輪寺
動けることが当たり前に感じられるようになった代わりに
忘れそうになっていたこの言葉
改めて自分自身の為に
そして、大切な人達に届けられたら・・・・
そんな想いをもってつぶやかせてもらいました。
一日一生
大切に・・・笑顔で・・・過ごせたらいいですね
みんなのところにいい風が吹いて
いい瞬間=時間(とき)が過ごせますように
