回想 | いつかのいい日のために 

いつかのいい日のために 

2008年10月、卵巣癌という気づきのチャンスを与えられてから3年
今、たくさんのキャンサーギフト(癌からの贈り物)を貰っていたことに感謝しています。
これからは【まんまるっこ天使】に手伝ってもらいながら返謝の気持ちを伝えていこうと思います 2012.3

いつかのいい日のために


平成12年4月9日に描いた桜


この年の秋


夫がまさかの白血病告知


その翌年の春


「元気に来年も花見ができますように・・・」


骨髄移植に向けての入院直前


そんな想いで見あげた桜


5月に移植


10月に再入院後の退院


翌年の4月


義父の運転で


元気になった夫と一緒に見上げた桜


子供達の成長と


妻の仕事の関係で


みんな揃っての花見が


難しくなって数年


ひさしぶりに全員揃った墓参り


いいことばかりじゃない現実と


難しい子育て


家族の問題


そんなことも胸にひめながら


それでも


見上げた桜と


桜の間の青い空が


「生きててよかった・・・ね」


「生きてるだけでまるもうけだぞ・・・」


そんなふうに


言ってくれてるようなきがした。


去年の11月


まさかの卵巣癌の告知


手術も抗癌治療も乗り越えた自分


9年前と同じように咲いている桜を


見上げながら


来年も 再来年も


この場所で この桜をみたい


この先何年も ・・・・・


そんなこと思ったのでした