日記*ダイアログ・イン・ザ・ダーク | あいののまんまるのーと

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大久保 藍乃です。

『こんにゃく座歌役者』です。
『歌のおねえさん』となって子ども達に歌を届けに行くこともあります。

うたってうたって、旅して歌って。
お歌の事や旅のこと、気が向いたらゆるゆるっと更新します。

こんにちはー。

最近「体調が変だ変だー!!」って騒いでたら、昨日の午後より、ノドが痛くてしゃべられなくなりました。



そんなあいのさんです。







ノド痛くてしゃべるのおっくうなあいのさんですが、

昨日はお友達の紹介で、



『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』



行って来ました(u_u*)

HPはこちら→http://www.dialoginthedark.com/










とっても簡単に言ってしまうと

「真っ暗の世界をみんなで歩く」

という所です。



真っ暗の世界とは、どんなものでしょうか?



夜は意外と明るいですよね?

布団の中も、目が慣れればうっすら見えますよね?



ここは、本当の闇。

前も後ろなく、目が慣れる事も何もない。

今歩いて来た所も、これから向かう所も、何も見えない。



そんな世界です(u_u*)







たよりになるのは

『視覚』意外の全ての感覚。



特に『音』です。





私の回は7人のグループと案内人で進んで行きました。

この案内をしてくれた方というのは、暗闇のエキスパートって言ってたかな、全盲の方です。



初めて白杖を持ち、みんなで暗闇の探検を1時間半ぐらいしました。

途中で種を植えたり、吊り橋を渡ったり、お酒(私はジュース)飲んだりしました。







こうやって、実際やった事を書いてみると、

「あれ、本当に何も見えなかったんだっけ?」

ってなってきました。



確かに何も見えなくて、みんなとは「声」でしか会話していないのに、みんなの顔や雰囲気、そして性格とかが、はっきり記憶に残っています。



種を植えた事、ジュースを飲んだこと、吊り橋を渡った事。

全部全部、普通の記憶として残ってます。







「暗闇」と聞いてどんな事印象を持ちますか?

私は今まで、空間や世界観的に「狭い」印象がありました。







しかし、今回1番驚いたのは、



暗闇は「広い」と言う事。





どこまでもどこまでも終わりはない。

天井も壁もなく、さらに、仲間への感覚も、とにかく色んな意味で

「広い」のです。







「今までどれだけ視覚に頼っていたか…」

「なるほど、音で感じるってこうゆうことか…」

「触覚、味覚、など、今までこんなにそれらを集中して感じたことなかった!」



とか、もちろんわかりやすい感想もあります。

言い出したらキリがありません。









でも、

そうゆう想いより私は、



「広い」



っと思ったあの感覚。



あの感覚をいつまでも忘れたくないなーって思いました。





















ロビーの壁に小学生の感想が貼ってありました。



「みんながやさしくなれる。みんなにもこのやさしさをおしえてあげたいなー」



って感じの感想がありました。







私もそう思いました。













大久保藍乃