歌うように朗読したい 社会保険労務士のゆきまろです
ばべるの塔
沖野岩三郎
まだ、電話も電信も、なんにもない、五六千年も、まへのおはなしです。
ひろいひろい、のはらを、みつけた男がありました。あまり、けしきがよいので、そのまんなかに、一けんの家を、たてました。すると、いつのまにか、われもわれもと、そこへ、何十万の人が、あつまつて来て、五六年めには、たいへん大きな、町になつて、しまひました。
ところが、ここへ、あつまつてきた、人たちは、男も女も、みんな、正直ものばかりで、まいにち、よくはたらいて、
「おい、正直にしろよ。かげで、なまけちや、いけねえぞ。おてんたうさまが、見てゐらつしやるから。」と、いつてゐました。だから、この町の人たちは、だれ一人、うそをつくものもなく、それはそれは、かんしんに、仲よく、はたらいてゐました。
ばべるの塔の1回目でございます 沖野岩三郎さんって私たぶん読んだのは初めてなんですけれども まあね5000~6000年も前の話ということで日本で考えるとちょっと縄文時代におそらくなってしまうので縄文い時代というよりは別の国が架空の国かでお話考えた方がいいなと思います 後からね寿司一人前とか寿司のお弁当とかも出てくるのであまりちょっとね縄文時代だと考えにくいかなと思います すごくこの文章点が多いんですよね 最近すごくその作家の方の点に忠実に読むということをこころがけていたんですけれどもこれはちょっと点に忠実に読みすぎるとすごくぶつ切りになってしまって読むのも聴くのも大変かなと
思いましたので好きなように飲むことにいたしました はい来週また続きますありがとうございました