私には一緒に生きてきた龍がいる
白くて優しい穏やかな それでいて強い龍
幼い5.6歳のときに私のところに来た。
あんまり泣く私のために 西の方の山の方から
彼はずっと私の側にいた 何をする訳じゃないけれど でも必ず私の側にいた
そして ある日 龍は私の身体から出ていった
その光景を夢の中で目にして 私は起きて呆然とした 泣いた 取り乱したかもしれない。
先日龍が帰ってきた。
声がして 声というより意識だけれど 気付いて。感無量だった。ずっといてくれたのに。離れた理由も離れてどこにいるかも分かっていたけれど でも安心した 心の底からね。
