「鬼は〜外、福は〜内」


子どもの頃は小さいながら一軒家で
庭に向かって
兄弟3人揃って豆を投げていた。


鬼は怖い存在。


どこか他にいて、
怖がらせにやってくる存在。


だから
鬼が来ないようにと
豆を投げていたような気がするのです。



こんにちは。
"生きる"を見つめる
心屋&終活カウンセラーのSORAです。


一昨日は124年ぶりの1日早い節分、
そして昨日は立春でしたね。


本格的に新しい年に入りましたが
どんな気持ちでいらっしゃいますか?




昨年はずっと足踏み状態だったわたし。

世の中全体の動きも
内に内に入るようになって

今まで広がっていた自分の世界が
急に狭くなって

そんな狭い世界で
身をかがめて
息を潜めて生きていた

そんな一年だった気がしています。



冒頭の豆まきの話、
いまのご時世で考えると
鬼はウィルスとも思えるし、

この状況そのものとも取れる。



ただ、もっと小さな世界
例えば
自分をひとつの世界と捉えたら

鬼も福も
自分の中にいると捉えたら

自分にとっての鬼は
どんな意味を持つのだろうと
ちょっと考えてみたのですね。



出てきたのは2つの鬼。


わたしを責めてる鬼
叱咤激励してる鬼


責めてる鬼は
事あるごとに
粗探しをするように
わたしのダメだと思ってる所を
責めてくる。


叱咤激励してる鬼は
自分のダメな所を
ダメだと思うなら変える努力をしろ!と
甘え心が出ないように
諭してくれている。


つまり、
自分にとって
厳しいことを言ってくる
厳しいことを作り出す
そんな存在
=鬼

そんな図式が出来あがりました。



排除しようと
「鬼は〜外」
と言っても

この世が陰陽の世界で
太陽と月があるように
朝と夜があるように
どちらもがあることで成り立つ世界なら

"福がある限り鬼もある"はず。



福を選んだら
もれなく鬼も付いてきます!

な世界。



だとしたら
鬼を排除するのではなく
鬼を自分の中に取り込んで

その厳しさをも楽しむ!
くらいの気持ちで生きる!

と決めた方が
新しい自分が見えてくる!


そんな結論に至りました。



今年は

「鬼は〜外、福は〜内」

ではなくて

「福は〜内、鬼も〜内」

な気持ちで

厳しい鬼を味方に付けて
一年を過ごしてみたいなと思います。




貴方にとって
鬼とは何ですか?




皆さんにとっても
楽しいことがたくさん訪れる
ステキな年でありますように♡