昨日の心屋おしゃべりサロン神戸でも

前回のサロンの時も、


心のお話しや

親のお話しをしていると

ふと出てくるのが、


大切な方を亡くされたり

命の終わりに向き合っておられる

お話しだったりします。




だんだんと命の時間が短くなっていく時、

命の灯がいつ消えるのかと

不安に包まれる。


そしてその命が失われてしまったら、

そのあと自分が

どうなってしまうのだろうと、


今までと変わらぬ日常が

やってくるとは思えなくて、

暗闇にいる自分を想像してしまう。




10年前

もう母の時間は残されていないのだろうと

思えた時から、

その不安はとても強くなりました。


苦しそうにしている母の辛さと

それを見ている苦しさと、


母がいなくなる寂しさと

母の命を奪っていく病気への怒りと


色んな思いが入り混じりました。



そして、

今苦しんでるのは母なのに、


わたしが

先のわたしの不安を考えていることに、


罪悪感を抱いた時もありました。



でも、

母がいなくなったら

残された父は、弟は

そしてわたしは

どうなっていくのだろうと、


以前と同じ自分でいられるのだろうかと

ただただ不安でいっぱいでした。








そして10年後の今、

笑顔になれているわたしがいます。






もちろん

ここに至るまでには、


心の中で

悲しみの爆弾が爆発したように

突然涙が溢れたことも

それはそれは

何度もありました。



バスの中で

泣けてきてしまった時は

降りて

泣きながら歩いたこともありました。



なぜ母が

73歳という若さで

父を遺して

先に逝ったのだろうという想いは、


自分の身体を大切にせず

調子が悪いと言いながらも

病院へは行かなかった母自身への

怒りに変わった時もありました。




辛い思いをして亡くなったのを

1番近くで見ていたのに、

亡くなった母を責めてしまう


そんな酷い自分が

嫌になったこともありました。




でも、月日が流れ、

日々たくさんの方と出会ううちに


怒りは削ぎ落とされ

泣く日も日が経つにつれ

少なくなってきました。



そして、

親との思い出が

暖かいものだけに

変わっていきました。



だからね、

後のことは

後に任せて大丈夫です。



不安は

不安で

仕方ないよねと、


膨らんでも

そうだよね

不安だもんねと

共にある形で

過ごしていただけたらと思います。



そして、


今はただ

目の前の大切な方との

残された時間を

大切に過ごしてさしあげてください。



それは

その手の暖かさに触れたり

身体に触れて、

さすってあげたりすることかもしれません。



伝えたいことを伝えたり

思い出話をすることかもしれません。



ただそばにいることかもしれません。

一緒に泣くことかもしれません。




あなたが思うかたちで

大切な方との時間を

慈しみながら

過ごしてあげていただけたらと思います。



そして、

それと同時に

あなた自身の体も心も

労ってあげてくださいね。


考えている以上に

体も心も

疲れているでしょうから。



そして泣きたい時は泣いてください。



そうして

ふと心が緩んだ時

目に入ったものが、


そこからの貴方を助けてくれる

お知らせだったりすることもあるのです。



わたしも

母が亡くなる2ヶ月前に

忙しくていつもは読まない新聞を広げた時

ふと目に止まったNPOの記事があり、


母の死後

そのNPOに関わって、

そこで知り合った方に

辛い時期を支えていただきました。




だから後のことは

後に任せて大丈夫


とだけ信じていていただけたらと思います。



そして、

辛い時は

そばにいる人に

助けを求めていいこと。


お医者さんでも

看護師さんでも

家族でも

お友だちでも。



あなたが大切な方を

大切に思うように、


あなたのことを

大切にしたい方も

いらっしゃると思います。



強がらず

助けを求めていいですよ。



それも

覚えておいてくださいね。






必要な方に届きますように♡




心屋カウンセラーのSORAでした。

読んでくださってありがとうこざいます♡







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