こんにちは
今、うがい薬大人気なんですね！？
マスク、ティッシュ、トイレットペーパー、
ハンドソープ、うがい薬。
次は、何なくなるんやろ。
さて、今日は私の産まれた場所について。
よくよく考えたら、産まれた瞬間から
珍道中やったんかな。
母が25才の冬のある日。
のちに、私の誕生日となる日ですが。
偶然にも、母と私は誕生日が同じ。
なかなか珍しい親子です。
出産予定日まで、もう少しで
定期検診に病院に向かっていたそうで。
病院について、受付を済ませ、
診察室がある上の階に移動するため
エレベーターへ。
母曰く、その日朝から
ん？歩きにくい気がする。
なんか大股でしか歩けない、
なんかはさまってる気がするー。
と思っていたそう。
でも、鈍感というか、大らかというか、
あまり気にしない性格の母は、
今日病院で相談しよ、くらいに思ってて。
それ、私やで。私がはさまってますねん。
この時、既に私がおーい！もう出ますよ！
っていう感じだったんですね。
エレベーターに乗り込んだ瞬間、
ドン！と何かが落ちた感触がしたそうで。
さすがに鈍感な母も
おかしいことに気付きました。
あれ？歩けない！！
なんか、出てきてるー！！
焦りながら、エレベーターが開いた瞬間、
大声で看護師さんを呼んだ母。
異変に気付いて看護師さんがきてくれて、
すぐに、あかん！もう産まれる！
完全にはさまってる！
いや、もう産まれてる！？
となり、そのまま分娩室に運ばれたそう。
そして、数分後
オギャー！
元気な女の子
です！
私、産まれました。
ど安産。
母曰く、イテッ！くらいで産まれたらしく。
なんの力も加えてないらしい。
いまだに、お腹ピーピーになると、
出産よりつらいわ、とゆうてます。
そんな人絶対おらんわ。
私、親孝行やな。
家族、誰も出産の瞬間に間に合わず。
いや、知らず。
定期検診に行ったはずが、産んでた母。
帰ってこないなー、と思われてた母。
まさか産んでたとは。
昔は、エコーとかもそんなにハッキリ
うつらなくて、私はずーっと男の子だと
言われてたんですね。
だから、
ベビー服やら、お宮参りの着物やら、
全部青い！！
全部男の子用！！
どの写真みても、男にしか見えぬ。
名前も、良太郎って決まってたのですが、
えっ？女の子！？とパニックになったそう。
とりあえず、最後に太郎じゃなくて、
子をつけよう！
すごい、やっつけ感。
こんな出産を経験した母なんで、
私が妊娠したとき、全然ためになる
アドバイスがない。
出産するときに
病院に来てくれたんですが、
痛い痛い！と陣痛に苦しむ私に、
うそやーん！
大げさ！大げさ！
ドラマ見すぎ！
ほんまドラマみたいやん！？
そんな痛い！？
って、言いながらずーっとお菓子食べてた母。
私の入院食も勝手に食べてた母。
ドラマの見すぎやとしても、
今痛いのはほんまやねん。
帰ってくれ、と心底思ったわ。
万里は一日にしてならず。
産まれた瞬間、珍事人生が続く予感。
これからも、珍事とともに歩みます。