先日、
お仏壇の修理のご縁を頂きました
お客様のお話です。
こちらのお客様、
実は私の高校の後輩に
あたる方で、
ある会合が終わり
帰る支度をしていました
私に、
『先輩、実は数十年前、
おばあさんの時代に
他社で修理したんですが、
どうも私が気にいらないのです。
申し訳無いのですが、
一度、見ていただく事は可能ですか?』
と。
聞けば、
この度、新築にあたり、
仏壇を移動しなくてはいけないが、
どうも見れば見るほど
何か気になる、
気に入らないとの事・・・
『もちろんです。
ありがとうございます😊』
後日、
お仏壇を拝見させて頂きましたが、
大変綺麗に拝まれていらっしゃいました。
聞けば、お祖母様も
大変ありがたいお方だったとの事。
お仏壇を見ればわかります😊
どちらにしても、
家が完成するまで、
お預かり致しますので、
弊社に持って帰り、
点検致しましょう。
という事に・・・
仏間に入っている状態ですと
気付きませんが、
隅々まで点検致しますと
以前修理された
お仏壇店さんは、
予算を抑えるためか
わかりませんが、
[あるがままの仏壇]
で、修理をされてました😭
その事が
『どうも気になる』
『気に入らない』
に、つながっていたのかも
しれません‼️
『あるがままの仏壇?』
どういう事かと
申しますと、
仏壇の木地が
経年劣化で朽ちたり、
痛んでいても
そのままを使用し、
簡単な補修だけで、
次の工程に進んでいる。
結果
以下写真のように
数十年しか経っていないのに
割れが出てきている・・・
仏壇の中、
仏壇の後ろ、
下台の後ろ、
天井などを
隅々まで点検しますと、
当時から
痛み具合がひどいはずだったのに、
なぜお客様にご提案しなかったのか?
と疑問ばかりが出てきます。
私でしたら、
修理を頼まれ
見積りの段階で、
数年後には、
写真のように
割れてしまうとわかって
おりますので、
間違いなく、
木地直しを薦めている
と、思います。
きっと若い営業マンが
色々と点検することも無く、
仏壇の寸法から
会社の値段表に書いてある金額を
お客様にご提示したのでしょうね。
※お仏壇の修理の場合
長年拝まれていらっしゃる
仏壇には
一本、一本
特徴があり、
置かれていた環境などで、
痛み具合も
もちろん違いますので、
弊社は、何通りかの
お見積を出させていただいております。
またお金をあまりかけたくない場合も
ご予算に応じた修理をご提案しております😊
このような現状と
私の想い
お客様の想い
色々な事を
お話させて頂きました。
そして結論。
以前修理した箇所で、
使えるところは使いましょう、と。
当時の
お祖母様の想いも
入っているかもしれませんので・・・😊
ただ、
木地直しが必要な箇所は、
木地から作り直し、
これから
お客様の子供様の時代まで
大丈夫なように
完全なお仏壇にしましょう
と、いう事になりました。
これからが
弊社の腕の見せ所でございます‼️😊
伝統工芸士でもございます
木地師さんと色々話し合い、
木地を制作。
その後は、
塗職人さんへと渡り
金具師さんから仕上がってきた金具を
私が塗り物に
キズなど付けないよう
丁寧に丁寧に
仕上げていきます😊
◎以前にも書きましたが、
お仏壇修理は、
みなさん、
『どこの仏壇店に出しても
一緒でしょ?』
とよく言われますが、
お仏壇店さんによって
付き合いのある職人さんも
もちろん違いますので、
それぞれ特徴があります‼️
弊社は、
私が、惚れ込んだ、腕のいい職人さん達に
各パーツを任せ、
最後の組立は、
私が責任を持って、
想いを込めて
仕上げております。
いかがですか?
弊社の修理は・・・😊
新品同様に
よみがえりました‼️
そして納品です‼️
仏間に入るまでは、
気を遣います😊
無事、完了です。
大変喜んで頂きました😊
仏壇の上に
仏間御簾をされたら
もっと素敵ですよと
ご提案もさせていただきました。
ご縁を頂き感謝です。
これからも末永く
宜しくお願い致します。
他社でご購入されていらっしゃっても、
喜んで修理させて頂きます。
お見積無料ですので、
まずは、ご連絡くださいませ😊