いつから早期教育したらいいのだろう?
赤ちゃんを抱いた、お母さん時代に私も考えたことがある。
自分は冴えてる人になれなかったので、せめてわが子が
社会に役立つ子になるために自分にできることが早期教育と思ったからなのだ。
言語では臨界期などがあるそうなのでいろいろな見解が出されているが、
うちでは外国語の早期教育は成功しなかった
では、どのようなことをおうちの方に勧めるかというと『自分で考える機会を作る』と『その時言葉を与えてあげる』の二つになる。
この頃の教育では自分で考えるということに重点を置かれるようになってきた。
ひたすら計算する。ひたすら覚えるということばかりでは得られない学びの楽しさを一番そばにいる親や保育士がどのようにして
プレゼントしてあげるのがよいのだろう。
その答えは
「少し待つ」
ではないかなと思っている。
子どもが興味を持ったことを確認しても、少し様子を伺い、
何かしら自分で感じるまで待つということ。
例えば、水道の蛇口を子どもがひねって水を出したときに
水に手を当てるまで待つ。
そして、
「水しぶきが飛んだね。」とか、「冷たいね。」とか、言葉をかける。
すると、子どもは『冷たいってこういうことか』と、
言葉を獲得したり
触ると水しぶきが勢いよく飛んでくるという経験ができる。
親が待つということで、子どもは大切なことを学ぶ機会ができる。
『自分でしている』という感覚をつぶさないことが、
とっても大切だということ。
加えて、
『言葉にする』
ということも極めて重要なことなんです。
保育園でおむつを替えるとき、着替えを手伝う時にも
「○○ちゃん、今からおむつを替えさせてね。」
とか、
「○○くん、洋服をきがえようか。」
というように、話しかけてから手伝うようにしていた。
それが今の保育の主流になっている。
大人でも、突然に服に手をかけられたら、びっくりするに違いない。
小さい子供たちはさらに注意してあげる必要があるのだ。
そして、このことから他者との接し方を学んでいく。
『窓を開けて換気していいかな。』と、聞く。
子どもは、『換気ってなんだろう。』と、思う子や
『寒いから開けないで。』とか、
受け取り方は様々だが、
窓を開けたら風がはいって、
「どう、ちょっと涼しくて気持ちよくなったと思わない?」と、聞くと、
『窓を開けると、部屋に風が通って気持ちいいんだ。』と、
いうことを体験できることになる。
一連の因果関係を体験として知ることと同時に、
その経験をあらわす言葉を手にいれられるようにしてあげることは
『考える』ことの初めの一歩をプレゼントすることになるのです。
言葉によって複雑に考えることができるようになるのですから。
『自分でやってみたいことを考えられる子』が
自分の人生を楽しんでいける子だとすると
自分でやりたいことをやってみる。
失敗する。
どうやったらうまくいくか考える。
またやってみる。
そうそいう練習の機会を繰り返し繰り返し作ることが
最高の早期教育かもしれない。
でも、これは子どもに限ったことではないですよね。
大人も自発的にやってみたいことにチャレンジして
結果を振り返って、またリトライして、向上させていく。
子どもには周りの大人が声をかける。
では、大人は?
自分で紙に書く。スマホに書き込むでもいい
言葉を文字にするようにすると、流れて漠然としている考えがはっきりして
次のステップがさらに浮かんでくるようになる。
子どもも大人も今日が人生で一番若い日、
今日の自分に早期教育のプレゼントをぜひしてあげてくださいね。
いつでも誰でも『今が絶好の学びの機会』
さあ、楽しいことしましょうね!
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