呼吸器内科と放射線科ダブル診察 その1 | 青空のように 小細胞肺がんの母とわたし

青空のように 小細胞肺がんの母とわたし

母の闘病記。当初限局型でありながら完治しないと言われ2ndオピニオン等諦めてしまった母。しかし標準治療を取らなかった最初の病院に疑問を持ち県立がんセンターに転院、完治目指すも間に合わず多発転移、放射線治療抗がん剤を終えて在宅で緩和ケアがはじまりました。



母のニコ放射線治療 
30回 660グレイ
いよいよ後半に差し掛かりました。

平日にせっせと毎日通う🏥こと
そろそろ1ヶ月となります。

なんというか
照れ母の様子もようやく
山場を越えた感がありますねー


世の中はゴールデンウィーク、
初夏の気配の青空に鯉のぼり🎏が
気持ち良さそう〜に泳いでました。
口をアーンと開けて 風がス〜っと通って
思わず「呼吸はバッチリだな!!」と。
母もこんな感じにあやかりたいわ〜にやり



さて先日 放射線科の担当医と
そして呼吸器内科の主治医と
面談がダブルであり
「ご家族もご一緒にお越しください」と
予約票にも書いてあり
わたしと弟が付き添いで行って参りました。

毎日送迎をしている父は
「人手が足りてる時は休みなさい」と
えーから言われて留守番。

当初は同行するつもりの父でしたが
いかんせんえー?
毎日毎日2人が顔を突き合わせているのと
耳がお互い遠くなりつつあるのと
元からの夫婦関係 性格から
ま〜汗口喧嘩が絶えないドンッドンッドンッ
それも弟曰く『お互い様』の精神がなく
文句を言いたい同士が不毛な喧嘩ショック
だそうで。

まあ父に文句を言うほど元気が出たんだと
前向きに思えもするけど
やっぱりストレスをお互いに溜めて
悪循環、コロナ関連でステイホームが
より拍車かけてる、と、弟の判断で
父は今回は同行しないことに。

わたしが実家に到着したら
父は畑の作業中でした。
「今日はよろしく頼むよ」と
納得してこう言ってきました。
弟も上手いこと父に言ったんだと思われ。


弟の運転🚙で県立がんセンターへ出発。



到着したらGW前なせいか駐車場も
いつもより混雑。

そして建物🏥の入り口前に
簡易テントが張り出されていました。

院内に入るより先に来院者は検温チェック。
そして手の消毒。
新型コロナウィルスの感染防止措置ですね。

水際の対策 とてもとても大事だと思います。
医師や看護師スタッフ陰で支える全ての人に
感謝して入り口をくぐりました。


さて、まずは予定の放射線治療のエリアへ。
順調に済ませて
そして放射線科Dr.と面談。

体調変化はないかとの問いに
悪くなることはなくむしろ呼吸苦がほぼ
なくなったこと、咳は時々でるけれど。
そしてああそう言えば変わった事と言えば、
鎖骨のあたりにヒリヒリチクチクして
赤くなり出てだんだん大きくなってる事、
と伝えました。


↑診察5日前急に赤くなり出した頃の状態

痒みは無く、約一週間であれよあれよと
サイズが少し広がったこと。

↓診察日の様子 よくならずむしろ爛れた?



視診した医師からひと言
「あっ、副作用の皮膚炎だね」と。

わたしも母も放射線の影響と思わず
単なる日焼けか虫刺され〜?くらいに
考えてたら治療の副作用とは!びっくりアセアセ

うーん?でも先生…」と質問。
放射線を当てる目印が胸の所に
ペンで✖️印があるけど
それはもっと心臓のあたりで
こんな首の方まで?!と質問しました。

すると放射線科Dr.曰く
なんでも母の腫瘍はムクムクと大きく
なっているので(さすが進行の早いがん)
鎖骨の下あたりまでに広がっている、
ちゃんとそこにも放射線当ててるんですよ〜
だからですよ〜と、教えて頂きました。

ナルホド!と母ウインクウインクニヤリそしてわたし弟。

皮膚の弱い母、何かしら皮膚トラブルが多く
だいたい痒みの伴うことが多いのに、
今回の首のところは痒くないから
キョロキョロオヤ?いつもと違うぞ、と母も
思っていたそう。

炎症を抑えるステロイド入り軟膏を
処方して頂きました。

早期の副作用はこんな感じですが
この先の副作用で
1番気をつけないといけない事。
放射性肺臓炎 その説明を受けました。


気をつけなきゃねニコしょんぼり


そして次は呼吸器内科のドクターと面談。
こちらが今後の治療についてのお話し
今日の本番という感じ。

長くなったのでいったんここまで。