母は昨年 義理の兄と姉を
ガンで見送っています。
血の繋がりはないとは言え
長い年月 義兄姉として過ごし
連れあいの実姉実兄を力づける為にも
折にふれ見舞っていました。
そして見送ったのが昨年の春と秋。
それがきっかけだったのか
突然 母そして父にも「終活」という
パワーワードが意識され!!
気づけば猛烈に家中の
断捨離をはじめだしていました。
父は庭木周りを主に伐採したり
引っこ抜いたり。
そして母は団塊ど真ん中で物持ち
あるわあるわ〜。
ある日📞電話が
なんだかハツラツと断捨離中の報告で
かかってきました。
母 「あんたの高校時代のコートまであるわよ!」
私 「マジか (どんだけ物持ち?!)」
母 「要る要らないの判断しに来て!!」
私 「了解〜… てか、むしろ高い所の荷物
下ろすの危ないからやめてよね、
わたしが行った時やるからさ」
母 「そんなのわかってる」
私 「(イヤわかってないだろーなぁ)」
ここで母の性格にまつわるエピソードを
言いたいのですが
長くなるのでそれはまた次にします。
とにかく「終活!」と、どこか明るく
合言葉の様に語るの父と母。
普段はケンカばかりにしてるので
同じベクトル向いてなんだか生き生きしてて
わたし「あら、なんだか前向きじゃん」
母「凛は親の終活を前向きなんて冷たいねぇ」
と、自分達の楽しげな様子を棚に置き
チクリと言うのでした。
いや、だって楽しそうだったよ!
正直わたしも楽しかったし。
荷物が語る数十年の父母と家族の歴史
思い出を振り返る様でした。
そんな感じで数日実家通いをし
大量のゴミ出しそしてスッキリ。
そうして終活という断捨離がひと段落し
季節がめぐり、思うにこの頃くらいから
母のガンがひっそり成長していたのでは
と思ったわけです。