あきこですクローバー

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今日は過去の話です^^



夫の不倫が発覚してからニ週間後、

前々から決まっていた小学校の個人面談がありました。



その頃のわたしはもう本当にフラフラで、

自分が寝ているのか起きているのか

子供たちの前でちゃんと笑えているのかも

分からないような日々



いつもは少し早めに学校へ行き

知り合いのママ友とお喋りしたり

子供たちの展示物を見ていたわたしですが、

当時は誰にも会いたくなくて

面談の時間ギリギリに学校へ行きました



息子の担任の先生、娘の担任の先生の順に

お会いして

二人とも学校で元気に過ごしていると聞き、

心底ホッとしたのを覚えています。



夫が不倫していても、

母親のわたしがドロドロの感情に溺れて

心から笑えていなくても



子供たちの前では

どうにか上手くやれているんだ。

子供たちは大丈夫なんだ。



心の中でそう噛みしめながら

教室を出ようとした時、



娘の描いた絵が目に飛び込んできて

心臓がとまりそうになりました。



ある暗い色 一色で

塗りつぶされていたのです



モノクロに加工してみましたカラーパレット



担任の先生が満面の笑みを浮かべながら

その時の娘の様子を話してくださいました。


娘ちゃん、はじめに沢山の色を使って素敵な絵を描いたんです。


その上をクレヨンで塗りつぶしてから竹串で削って、下の素敵な色を出そうとしたようなんですが

「う〜ん、黒じゃないの。クレヨンに無い色なの、、」と言って、自分がイメージする色を絵の具で作り始めましてね


クレヨンと違って絵の具は竹串で削れないから下の素敵な絵を塗りつぶす事になっちゃうよ、と伝えたんですが

「もしかしたら上手くいくかもしれないし、やってみるー!」と言って強行突破した後、

「あ〜、やっぱり下の絵が消えちゃったか!ま、いっか。」と笑い転げていて^^


娘ちゃん、豪快というか大胆というか、、

面白いお子さんですね!



わたしは何も答えることができず

立ちすくんでいました。



今までこんな絵を描いた事のない娘



言葉にならない

娘の心の内を表しているに違いない

やっぱり、

ウチは大丈夫じゃないんだ


そんな言葉が

頭の中をグルグルとまわり続けていたのです



あの頃のわたしはそう思ったんだね^^



夫の不倫を知らずとも

家の中の尋常ではない緊張感を

全身で感じていたであろう幼かった娘



その娘の心の内は誰にも分かりません。



あの暗い色 一色の絵は、

先生のおっしゃる通りだったのかもれないし

わたしが想像した通りだったのかもしれない


全然違う何かだったのかもしれないし

何の意味も無かったのかもしれない


専門家に実際の色を見せたら

心理学的に言える何かがあるのかもしれないけれど、


本当のところはきっと

娘本人も含め、誰にも分からないのではないかと思うのです。



幼い娘に負担をかけ

強いストレスと傷を与えてしまったと

罪悪感を抱えていた時期もありましたが



今は

傷があっても なくても

丸ごと娘が選んできた事なのだろうとだけ

思います^^



仮にあの頃娘が深い傷をおっていたとして、

その傷はきっと

娘の人生の彩りをカラフルに広げ、深める為に必要な

大切なプロセスの一つなのだろう、と。




何があっても、なくても、

大丈夫!



わたしも、娘も、

これを読んで下さっているあなたも、

あなたの大切な誰かも、ね^^




荷物を整理していたら出てきた娘の絵に

そんな事をフト思った一日でした虹






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