18日未明、日本の宇宙開発で初めて三菱重工業が
韓国から受注した衛星「アリラン3号」と宇宙航空開発研究機構(JAXA)が
開発した衛星「しずく」を搭載したH2Aロケットの21号機が、鹿児島県の
種子島宇宙センターから打ち上げられました。
H2Aロケットは、去年12月の打ち上げで、国際的な信頼性の目安となる
95%の成功率を達成して、海外から打ち上げを受注した衛星として
初めて韓国の多目的衛星を搭載しているそう。
今回の成功で、ヨーロッパとロシアのロケットが80%を占めている
衛星打ち上げビジネスの国際市場で受注を獲得する為に、大きな実績
となると見られています。
さらに、今回のロケットには地球上の水が出す弱い電波を高度700キロ
の上空で捉えて、海面の温度や北極の氷の変化などから、気候変動
の監視などに 役立てる水観測衛星「しずく」も搭載されているそうです。
この衛星は、大気中の雨や水蒸気、また地上の積雪や土壌の水分量
海面温度などを調査して気象予測の精度向上、環境変動の研究
そして漁業分野などへの応用が期待されているという。
無事に打ち上げが成功してよかったです。
またこれで我々の暮らしに役だってくれるといいですね。