NHKの朝のドラマ「とと姉ちゃん」の主人公のモデル、大橋鎭子さんの自伝「『暮らしの手帖』とわたし | 「日本」を満喫して生きる

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ヨーロッパを中心に海外で会社員として、約15年間働いてきましたが、会社を定年で退職しました。今は日本ですが、海外で生活すると、日本の良さをしみじみと感じます。日本の良さを再発見し、思いっきり人生を楽しみたいと思います。

 NHKの朝のドラマ「とと姉ちゃん」の主人公のモデル、大橋鎭子さんの自伝「『暮らしの手帖』とわたし」を読むと、人生において、人との出会いが大切であることがわかります。大橋さんが社長であったからこそ、花森安治さんが名編集長になったのであろうし、花森さんが編集長を務めたからこそ、大橋さんが社長として、「暮らしの手帖」社を率いることができたのであろうと思います。二人三脚で、女性のための雑誌を作り上げた人生は充実したものだったでしょう。

 「それは、運命的な出会いだったと思います。あの日あの時、花森安治さんに出会い、おしゃべりしたということは・・・でなかったら、今の『暮らしの手帖』がなかったわけです」

 大橋さんは、本の冒頭で、こう書いています。


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