NHKの朝のドラマ「とと姉ちゃん」の主人公のモデル、大橋鎭子さんの自伝「『暮らしの手帖』とわたし」を読むと、人生において、人との出会いが大切であることがわかります。大橋さんが社長であったからこそ、花森安治さんが名編集長になったのであろうし、花森さんが編集長を務めたからこそ、大橋さんが社長として、「暮らしの手帖」社を率いることができたのであろうと思います。二人三脚で、女性のための雑誌を作り上げた人生は充実したものだったでしょう。
「それは、運命的な出会いだったと思います。あの日あの時、花森安治さんに出会い、おしゃべりしたということは・・・でなかったら、今の『暮らしの手帖』がなかったわけです」
大橋さんは、本の冒頭で、こう書いています。
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